︎ ︎
『ちょ、オッパ近いです』
ジフン「俺的にはまだ遠いけど」
『いや、近すぎますって』
ジフン「物理的な話でしょー、俺との心はすっごい遠いよ」
『いや、それは、あの』
ジフン「だから近くにいるの」
『も、わかりましたから、とりあえず目線だけは無理です』
ジフン「だめ、もっとちゃんと見て」
『も、もう死にそうですよ…』
そう言って自分の手で顔を隠すと
「ㅎㅎ」て頭を撫でられた
ジフン「ほんと、あなたちゃん俺の眼鏡好きね」
『かっこいいですもん』
ジフン「それは嬉しいよー、だから俺と今日デートしよ」
『え、デートですか?』
ジフン「うん、いいでしょ?」
かっこいいのが悪い気がする
これはどうにも回避できないお誘いだよ
『わかりました』
ジフン「ふふ、ありがとう。あなたちゃんどっか行きたい所ある?なかったら俺勝手に決めちゃうけど」
『あ、特にはないので、お任せします』
ジフン「了解ー、じゃあ4限終わり、俺の講義室来てね」
『え、いやいや、そこは無理ですよ』
ジフン「俺とデート、したいでしょ?」
『それは、まあ、はい』
ジフン「じゃあミッションね?俺終わっても講義室にいるから、人が多くても俺のこと迎えに来てね」
『ハードルが難関大並ですね…』
ジフン「それ乗り越えたら、俺とデートできるから、ね?」
『はい、頑張ります』
ジフン「じゃあ、待ってる。逃げんなよ」
そう言ってもう1回私に「チュッ」て
触れるだけのキスをして
階段から廊下の方へ歩いていった
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!