ぼやきながら前を歩く三人の後ろで 、
私は「 あの … 」と小さく声を出した 。
目の前で綺麗な顔がくるりと
振り返って私を見る 。
柔らかい柑橘系の匂いが鼻腔を擽るのを
感じながら 、 そのまま言葉を続けた 。
言いながら 、 赤黒く腫れた足首を
ちらりと見やる 。
任務中に足を挫いてしまった私は 、
現在 刀也さんにおんぶされながら
帰路についているところだった 。
言いながら 、 刀也さんは
一度 足を止めて私を背負い直す 。
正直 揺れが心地よくて寝てしまいそう
というのが正直な感想である 。
寝たらこれ以上に重くなってしまうので
自分で歩きたいんだけど … 。
「 ふは 、 笑 」と笑い声が聞こえ 、
意識を闇の底へ引っ張る睡魔に逆らわずに
目を閉じた 。
最近短くて申し訳ない … ! 新作出しました ! 是非ご一読 ! 交換宣伝です !
夢主ちゃんのロ.ウ.ちゃん呼び物凄く可愛くないですか !?
キャラクターの解像度も高くて読みやすい作品です !是非 !NEXT ❥⋯▶︎













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!