ふうとあやが先に学校に行き、
その後にお兄ちゃんがついて行った。
と、思ったら、お兄ちゃんが
慌てて戻ってきて部屋に入った。
と、ぼそっと言っていたのが聞こえたので
えみねぇに電話しに行ったんだろうな、なんて
朝ごはんのトーストをかじる。
今日は和食だったけどお魚好きじゃないからあやに
トーストにしてもらったんだぁ !
制服らしからぬ制服を身につける。
ピアスは朝食の前に付けたので
引っかからないよう気をつけて。
髪をささっと整えたら玄関を出る。
フードを被って、髪を前に出して、
なるべく目立たないように。
ピアスが空いてるのだって見られたくない。
そんなことを考えながら
鍵を閉めて前を向くと、ここがいた。
さ、っとここは、歩くのが早い
せっかちなみつにスピードを合わせてくれる。
こーゆーさり気ないところとか
やっぱここはモテるよな、と実感する
ここ____こと 天宮こころ はわたしの親友。
人見知りのわたしにとって数少ない友達だ。
同じクラスで休日にも遊ぶ仲。
といって口を尖らせるここ。
間髪入れずに力説するここに、
思わず吹き出してしまう。
でも、ここにとっては大事なことなんだろうな、
しょぼん、とするここを見やって問う。
みつは可愛いって……
そーゆーことじゃないんだけどなw
そんな他愛もない話をしていると、学校に着いた。
突然後ろから話しかけられた。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。