第22話

周囲
3,015
2024/04/21 10:38 更新



















???視点
………あそこまでバレーに拒絶反応…ね
いや、バレーってよりかは影山に、か
中学でなにかあったかな
孤爪研磨
…クロ、なにしてんの
黒尾鉄朗
おわッッッ!?!?
孤爪研磨
ビクッッ
犬岡走
…?なんか今声が聞こえたような…
あなた
…気の所為じゃない?
犬岡走
んー、そうかも!
黒尾鉄朗
………………チョット驚かすのやめてもらいます?
孤爪研磨
大きい声出したのクロでしょ……で、何してるの?
黒尾鉄朗
んー、いや、ちょっとね~………研磨こそどうした?
孤爪研磨
やっくんが呼んでたよ
黒尾鉄朗
ウゲッマジかよ…ちょっと行ってくるわ……



















やっくんに呼ばれた原因は分からないが大方怒られるんだろうな〜とゲンナリしながら急ぎ足で体育館へ戻る
烏野連中の影山は変わった発言やあいつの軽蔑するような、嫌悪感を持った目…いかにも中学の時になにかありました感がすごい
まぁアイツに聞いてもどーせはぐらかされんだろうけどな
影山飛雄
…あ
黒尾鉄朗
ん?あー、どーも
影山飛雄
…うす
多分外に出て帰ってきたところであろう先程からの話題の中心人物とエンカウントした
あまり表情が変わらず何を考えているか分かりづらい…という印象だが、せっかくだしなにか叩けば情報が出てくるかもしれない
黒尾鉄朗
…影山くん、だっけ?
影山飛雄
あぁ…はい
キョトンッとした表情でこちらを見る……思ったよりも表情に出るかもなコイツ
黒尾鉄朗
影山くんってウチのマネージャーとなんかあった?
影山飛雄
ッ……
1つ質問すればピシッと固まり苦虫を噛み潰したような顔をしてうつむく
なにかアイツに後ろめたいことでもあったのだろうか…まぁさっきの騒動だとだいぶなにかあっただろうが……と心のなかで苦笑いをする
少しの間キョロキョロと目を空に彷徨わせたあとグッと覚悟を決めたようにバチッと目が合うそして閉ざしていた口を開き話し始めた
影山飛雄
……俺とアイツは同じ中学でバレーやってたんです
そこから時々つまりながら話す影山の話をまとめるとこうだ
中学で影山はセッター、あなたの下の名前はリベロをやっていたらしい
と言ってもあなたの下の名前はリベロを希望していた訳では無いが1番レシーブがうまかったのがあいつだったそう
あなたの下の名前には影山が恐れるくらいのセッターの兄が居て、そのお兄さんとお兄さんの幼馴染の人とよく居残り練をするくらいバレーが好きだったそう
だけど3年のある日からあなたの下の名前が練習に来なくなった
どうしたのかと思っていたらあなたの下の名前はバレー部を辞めていたらしい
理由を聞こうにも避けられ、卒業してから足取りもつかめなかったようだ
なぜ辞めたのかはずっと分からないままらしい
影山飛雄
あいつは誰よりもバレーが好きだったんで…やめるはずがねぇし……
だんだん小さくなっていく声、影山はあいつに対してすごい信頼を持っていたように思える
それが影山の一方通行だったのか、それとも昔は信頼し合っていたのかは知らないが、現時点であいつの影山を見る目は信頼なんて一欠片もないように見える
やはり影山となにか揉めたのだろうか、さっきの試合を見る限り気の強い性格だし、あいつも意見を曲げないところがある、そのせいでなにか揉め事でもあればあいつのあの目も納得する

だが、それだと影山のあなたの下の名前が辞めた原因が分かるはずだ、もしかしたら影山が忘れているだけってこともあるかもしれないが流石にチームメイトが辞めた原因を忘れることは流石にないだろう…………とすると影山の知らないところでなにか決定的なことが起こったか……
夜久衛輔
いつまで待たせんだ黒尾てめぇ!!!!
黒尾鉄朗
いだぁ!?!?!?
大きな怒声と共に太もも辺りに激痛が走る
夜久衛輔
研磨に呼びに行かせたのに研磨のほうが早く帰ってくるってどう言う事だよ!!!!
そういえばと、ここまで戻ってきた経緯を思い出してサーッと青ざめる
黒尾鉄朗
い、いやー、これはー、ね?違うじゃないデスカ……
夜久衛輔
何がちげぇんだよ!!ほら!!さっさと来い!
黒尾鉄朗
はーい……あ、ありがとね、影山くん
影山飛雄
あ、はい、いえ…
いやどっちだよ




夜久衛輔
お前烏野の1年に絡んでたのかよ
黒尾鉄朗
絡んでないですぅー、話してただけですぅー
夜久衛輔
どっちも一緒だろ………お前、あんまあなたの下の名前のこと深入りすんなよ
黒尾鉄朗
………………さぁ、何の話やら



















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