お母さん
あっ、もうこんな時間
凛海 すずは
!!、ほんとだ!!!!
凛海 すずは
お話しに熱中しすぎて
時間なんて忘れてたよ
神﨑 あいね
ははっ僕も
義父さん
そろそろ帰るか?
お母さん
そうね、帰りましょうか
神﨑 あいね
え〜僕もうちょっとすずはお姉ちゃんと話したいなー
凛海 すずは
うん、私ももうちょっと話したい
お母さん
そう?
義父さん
うーん……あっ!いいこと思いついた
凛海 すずは
?
義父さん
すずはちゃんがうちに来たらいいよ
凛海 すずは
! ! ! !
お母さん
まぁ、いいの?
義父さん
あぁ、お前らももうちょっと話したいって言ってただろ
神﨑 あいね
うん!やったー
神﨑 あおい
べつに俺はどっちでも
凛海 すずは
(いやそこは否定してよ〜💦)
義父さん
じゃあ決まりでいいかな?
すずはちゃん、さやねさん
お母さん
ええ、私は全然大丈夫よ
お母さん
すずはは?
凛海 すずは
えっ…
凛海 すずは
(そんなこと急に言われても……)
神﨑 あいね
ねぇ〜いいよねー
キラキラした目ですずはを見つめる。
凛海 すずは
(うぅーそんな目で見ないでよー)
凛海 すずは
わっ、わかった わかったから…
神﨑 あおい
じゃあ泊まってくれんだ、うち
凛海 すずは
うっ、うん
凛海 すずは
(うっ、グイグイきた…
あれには逆らえんな)
義父さん
じゃあ一度家に帰って準備しておいで
義父さん
そしたら車で迎えに行くから
凛海 すずは
あっ、ありがとうございます
凛海 すずは
(あ〜話がトントン拍子で
進んで行ってる〜)
ー家にてー
凛海 すずは
よしっ!歯ブラシセットと明日の着替え
スマホの充電機……こんなもんか
凛海 すずは
(久しぶりだなーお泊まり、
中学生以来か)
凛海 すずは
(どんな家なんだろ〜)
お母さん
すずはー、そろそろ着くって
凛海 すずは
はーい!今行くよー
ピンポーン
凛海 すずは
あっ、私出るね
ガチャ
義父さん
おーすずはちゃん
凛海 すずは
こんばんは
凛海 すずは
えー、よろしくお願いします
義父さん
はいっ、よろしくね
お母さん
たかやさん、すずはをお願いします
義父さん
あぁ、任せてくれ
義父さん
じゃあすずはちゃん、車に乗って
凛海 すずは
はい!お願いします
お母さん
行ってらっしゃい
凛海 すずは
いってきまーす
まもなく車は発進し、楽しげな音がテレビから流れた。
凛海 すずは
(あ〜何か楽しみ、少し緊張もするけどどんなお家なんだろ〜)
凛海 すずは
(…………………)
凛海 すずは
(……………)
凛海 すずは
(………)
凛海 すずは
(いやっちょっと待て、
私、どこで寝るの!?)
今、そんなことを考えても
もう手遅れだった
既に車は可愛らしい薄いオレンジ色の家の
車庫に入っているのだから…
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!