第26話

頭が悪いわたし
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2025/01/31 16:22 更新




鏡をの前に立ち、自分の身体を見てみる。
中には痛々しい傷もあるが、ほとんどは薄い切り傷の様なものだ。

これも全て私の学力が悪いせいなんだけどね。

そう思うと、なんだか劣等感を感じて気持ちが落ち込んだ。
……こんなこと考えてる暇があるなら勉強した方が良いかもしれない。






朝になり、学校に到着。
友達と言える様な人間関係の人なんかは全く居ないからギリギリに来るようにしている。

こんなの自分からそうなろうとしてるも同然なのかもしれない。
でも、そんなこと考えてもいつ殺されるか分からない友達なんて要らないからなのかもしれないと気づいた。


次は歴史なんだ、優しいエミリー先生には迷惑を掛けられない。
私は急いで教室へ向かった。





ブルーミー
ちょっと…何でこんな問題も分からないわけ!?
あなた
……
ブルーミー
何でまだ死んでないのかしらね…!
あなた
………


痛い。
単刀直入に言うと痛い。

理科の小テストでも失敗してしまったからだ。
ブルーミー先生が怒るのも無理は無い。

きっと私はこの学校で一番頭が悪い、きっと、いや、絶対そうだ。
今回は顔の切り傷で済んだだけ良いのかもしれない。
こんな落ち込んでいる暇があるなら…勉強した方が良いよね。




エンゲル
ねぇあなたのニックネームさん…
あなた
え…っと、エンゲル、さん?
クレア
切り傷、大丈夫?顔は結構酷いじゃない…?
あなた
そんな事ないよ、私の頭が悪いから…
アビー
でもね…言うか迷ってたんだけど、点数なんだけどね?
ラナ
私達の見て欲しいんだけど……って…!


話しかけてくれたと思ったら、何かを見たのか怯えた様子で「ごめんね…ごめんなさい……!」と言って足早に去っていってしまった。

やっぱり私みたいなのと絡むと、良くないことに巻き込まれるのだろうか。

点数がどうとか言っていたけど、きっと数点分しか変わらないとかそういう事だろう。
そんなの……関係無しに私が馬鹿なせいだろうし。

私は気にとめないことにした。




ブルーミー
……面倒臭いわね…
あなた
ブルーミー先生、手伝いますよ
ブルーミー
…!アンタ、何で手伝うのよ
あなた
頭の悪い私でも、これくらいは出来なければいけないと…
ブルーミー
……アンタねぇ!?


次の瞬間には両肩を掴まれて壁に取り押さえられた。

落とした紙を拾い集めようとして、それを手伝って…私に手伝われるのは癪だったのかもしれない。
そんなのも考えられなかった。


でも、目の前にいるブルーミー先生は今までで見たことないくらいに恐ろしい。

殺される勢いで肩に力を込められてミシミシと音が鳴る。



ブルーミー
他に感情は無いの…顔に傷を付けたのよ!?
あなた
それは…私が悪いので…
ブルーミー
……そういう所もムカつくのよ!


腕の一部をカッターで少し深くまで刃を入れられる
あまりの激痛に顔を歪める。



どこを間違えてしまったんだろう。
私は本当に救いようがないのかもしれない。

ごめんなさい、ブルーミー先生。




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