第52話

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2024/05/05 08:21 更新


同居人から避けられていることに気づいた
機嫌悪いだけかなと思いほっといた



そうまを向かいに行くため外を歩いていると全ても人から視線を浴び避けられた
興味が無いのでほっといた

不思議に思いながらご主人様の名前を叫ぶ
そうま
……おは、よぉ
ふにゃと微笑む
いつも通り抱きつく

いつもと同じなはずなのにしゆんにはいつも以上に甘くあたたかいものに感じた

涙が込み上げてきたので必死にこらえる
そうま
なんかあった?
しゆん
いえ
そうま
なんかあったら言ってね
しゆん
はい
そうま
明日からしゆん合宿だねえ
しゆん
はい
そうま
え、、本当になんもなかった?
しゆん
はい
何があってもはいと言わなければ
バレてはいけない
そうま
頑固だなぁ
そうま
ま、気が向いたら教えてね
しゆん
はい
そうま
今日も会わないといけないの?
しゆん
本日はかんな様とです
そうま
わかった
婚約者に会いにいくため外に出た

すると執事が駆け寄ってきた
そうま
急いでどうしたの?なんかあった?
執事
そうま様!
執事
知ってますか?実は…
そうま
あ〜ごめん!後でもいいかな?
そうま
これから予定があるんだ
と言うと走った


予定を終わらして帰る時ふと思い出したそうまは不思議に思いながらしゆんのもとへ向かった
そうま
しゆーん!
研究室で勉強しているしゆんに向かって元気よく叫ぶ
しゆん
あ、お帰りなさいませ
そうま
ただいまぁ
そうま
疲れた〜
しゆんにだきつきながら今日あった執事話をした
そうま
あんまりちゃんと聞いてなかったから曖昧なんだよ
しゆん
……
苦しいような悲しいような辛い様な表情を浮べた
そうま
しゆん、大丈夫?本当に何もされてない?
しゆん
大丈夫ですよ
微笑みながらいう

これ以上聞くと迷惑だと考えそうまは疑うことをやめた


しゆんの研究室にはいつの間にか様々な種類の薬が増えていた

寝なくても体力が保てる薬
回復薬
治療薬など
棚に綺麗に並んでいた
そうま
しゆん
そうま
明日会えないの?
しゆん
ご主人様を起こしに行くことはできますよ
そうま
ちょっとじゃんんんん!
しゆん
少しですが会えないよりはましでは?
そうま
でも…
しゆん
ギリギリまでご一緒することは可能です
そうま
じゃあお見送りさせてもらうね?
しゆん
それなら今日は早く寝てもらわないといけません
そうま
そうなの?
しゆん
はい必ず7時間はねて頂かないと
そうま
え〜
そうま
一緒にいたいのに
一緒にいたくてたまらないそうま

しゆんのことを好きと自覚してから吹っ切れて気持ちがオープンになりがちだ

規則には7時間は必ず睡眠を取らせることと書かれている
規則は守らなければならない
そうま
……あ
思いついた!という顔をする

そうま
一緒に寝ようよ
しゆん
な…///
どこか夜に出かけようとかの誘いかと思っていたしゆんは予想を遥かに超えてきて驚く

一緒に寝るなど変なことしてきそうと考えていたら気がつくと顔が火照っていた

その様子を見たそうまの頭の中は可愛いという単語で溢れている
しゆん
いけません!
そうま
えぇ…
しゆん
個人的に拒否させていただきます
そうま
ケチだなぁ
明日からしゆんはそうまのもとを離れて少しの間執事という職業に向き合うことになる

しゆんは靄がかかったような感覚を感じながら目を閉じた

誰からも無視され続けたがそうまには無視されなかったことに正直安心した、嬉しかった気がするということはしゆんから口にすることは無いだろう




何があったかは分からないが明日こそは心から楽しんで欲しいとしゆんに心を寄せているものはいう
そうま
愛してる

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