第53話

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2024/05/05 11:00 更新



しゆんは早く起きそうまを起こしに行く

本人もなぜ早く起こしに行っているのかあまり分かっていない
しゆん
ご主人様
体を揺すりながら呼びかける

数分後そうまは目を覚ました
そうま
行かないことできない?
しゆん
出来ません
しゆん
でも、行くメリットもあるんですよ
そうま
メリット?
しゆん
行かないと応募することが出来ないテストがあるんです。それに合格するとご主人様と出来ることが今よりもっと幅広くなるんですよ
そうま
しゆん受けるの?
しゆん
はい!
しゆん
これを合格すると1番くらいが上の人になれるんです
目を輝かせて言う姿を見れて嬉しいのかそうまの頬が緩んだ

1番上のくらいはこの国でまだ3人しかいない
そうま
そっかw
そうま
なんかしゆんがどんどん離れていっちゃう感じする
悲しさの中にしゆんが上にいくことへの喜びや誇らしさが表情から読み取れる

しゆんは、それを読み取ったのか笑顔で言う
しゆん
私にとってはご主人様の方がいつでも遠い存在なんですけどね
そうま
遠くに行っても追いかけて何度でも近づくから
しゆん
私もですよ
そうま
もう離れちゃう?
時計を見ながら悲しい顔をする
しゆん
そうですね…
しゆん
ですが、私の代わりの執事が来るはずですから
そうま
うん
そうま
お見送りするよ
横に置いてあるしゆんの荷物を手に取り立つ

しゆんが自分で持つと言ったがいつも通り許してくれなかった
目の前にはバスが止まっている

色々な場所で働いてる執事が各場に止まっているバスに乗ることになっている

そうまは荷物を渡す
そうま
愛してるよ
そうま
気をつけてね、行ってらっしゃい
しゆん
行ってきます
しゆんはバスの方へ進んでいく

そうまはこれからしゆんがいない日々が不安に思えてため息をついた

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