あなたを送り出した後
1人実験室の椅子に座って反省会…
前からあなたのことを好きそうだったハンソルとの噂を聞いて
分かっていながらもめちゃくちゃ嫉妬した
自分でもびっくりするぐらい嫉妬して
あなたを前にするとがっついて止まらなくなりそうだったから距離を置いたのに
あなたがキスしたいなんて言うから理性を保つのに必死だった
今日は余裕がないのバレてたかな…
かっこ悪いな、ほんとに
電気も消してドアも閉めていたのに
誰かがドアを開けた
実験室に入ってくるのは俺くらいしかいないのに
顔を上げると暗くてよく見えないけど教員かな、?
相手がカチッと電気をつけた
ひとつ先輩の国語科のジョンハニヒョン
担当学年が同じでいつもお世話になってる人だけどどうしたんだろう
普段、ここで会うことなんてないのに
前に座ったジョンハ二ヒョンが
俺が一番恐れていたことを聞いてきた
驚いて、まともな否定もできなかった
ため息をついたヒョンが俺の肩に手を置いて
そう言った
あなたにもさっき同じことを言われ
今日の自分の余裕のなさに反省をしたところだったから何も言えなかった
見られてからじゃ遅いよな
そう言ってヒョンは戻っていった
来月末に最後の三者面談がある
気を抜かないようにしないとな














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。