第14話

13.
446
2026/04/12 08:00 更新




>>>



(なまえ)
あなた
  ..... 朝 ... 、?  




部屋が 狭く 、カーテンが 閉められているので


朝か どうか 判断が つかない 。






とりあえず 目が 覚めたので 壁を 伝って


手探りで ドアノブを 探す 。




(なまえ)
あなた
  ... あった 、 





そのまま ドアノブに 手を かける 。













部屋を 出て ぼんやりと したままの 視界で


フラフラと 歩くと 広い場所に出た 。




(なまえ)
あなた
  .... まぶし .. 、 






窓からの 光か 、天井の 照明か 。



どうやら 朝の ようだった 。


正確な 時間 までは わからないが 。





眩しくて 何度か 瞬きをして



やっと なんとなく 前が 見えるように なる 。





(なまえ)
あなた
  .... 、 




何と 言ったら いいのだろうか 。




汚い訳では無いが 整理されているという

訳でもない 。






昨日は 気づかなかった 。


大量の椅子と机 。乱雑に 置かれた 書類の束 。



奥には キッチン 。




全体的に 壁やら 照明やらが ベージュを

帯びていて 、あまり 警察署には 見えない 。















ぼーっと 立っていると 後ろから 声がした 。







伊吹
伊吹
  あ !! 志摩ぁ ~ あなたの下の名前ちゃん 起きた ~  


(なまえ)
あなた
  .....。 


伊吹
伊吹
  お ~ はよ 、
お腹 空いたっしょ ?


(なまえ)
あなた
  ......。 


伊吹
伊吹
  お ~ 、朝から ガン無視 ??  





.... 眠い 、面倒くさい 、




伊吹
伊吹
  さては 志摩と 一緒で  
寝起き 機嫌悪い タイプっしょ ~


(なまえ)
あなた
  .......。 


伊吹
伊吹
  ん ~ ... 進まないね 、 
よし !! ご飯食べよ !!


(なまえ)
あなた
  ....いらない ... 、 


伊吹
伊吹
  だ ~ め 、朝ごはん  
ちゃんと 食べないと







陣馬
陣馬
  珍しく 伊吹が ちゃんとした事  
言ってんなぁ


九重
九重
  別に 無理に 食べさせなくて  
いいと思います


九重
九重
  それで 空腹に なるなら  
自己責任ですし





(なまえ)
あなた
  ...... 、 




.... 誰 .... 、




伊吹
伊吹
  九ちゃん !! そーゆーの  
言わないでって !!



(なまえ)
あなた
  ... じゃあ 、 
いらないです 。




誰だか 分からないけど

助け舟 だと 勝手に 解釈して

朝食を 拒否することにした 。




伊吹
伊吹
  ちょ 、待って 待って !!  
ご飯食べよ ? ね ??


九重
九重
  ... 伊吹さん 、一旦  
諦めたらどうですか 。






後ろで 何か 言っているが

無視 して 先程の 仮眠室 に 戻る 。





..... 人と 話すと 気が疲れる 、








(なまえ)
あなた
  .... はぁ ....  





もう一度 布団に 倒れこんで

枕に 顔を 埋める 。






.... 人と 話した せいで 眠気が 覚めてしまって


二度寝は できそうに ない 。








段々と 脳が 活動を 始めてしまうと

断片的に 、少しずつ 昨日の 記憶が

浮かび上がってくる 。








弱音を吐いて 、ここに居たい だなんて


言った 自分を 思い出してしまって 、


再び 枕に 深く 顔を 埋める 。


















.... 疲れていたからだ 。



.... 眠かったからだ 。




だから あんな 言葉が 出たんだ 、と



自分に 言い聞かせる 。


















それなのに 、今すぐ





『 昨日のことは 無しにして

自分を 施設に 入れてくれ 』





と 言いに 行けない 自分が 酷く 惨めに 思えた 。











































>>> 〖 伊吹 side 〗



伊吹
伊吹
  九ちゃん 、あれは ダメだわ  





せっかく 俺が ご飯 つくろうと


思ってたのに 、邪魔しやがった こいつ 。





九重
九重
  すいません 。でも 、伊吹さんは  
やりすぎることが あるので 。


伊吹
伊吹
  はぁ ??  



桔梗
桔梗
  おはよう 、 
朝から 楽しそうで 何より 。


伊吹
伊吹
  あ 、隊長 、
聞いてくださいよ


桔梗
桔梗
  まずは 、「おはようございます」 
じゃないの ?


2人
  「「 おはようございます  」」



伊吹
伊吹
  .... 。 

九重
九重
  .... 。 



桔梗
桔梗
  うん 、仲が良くて 何より 。 






いや 、全然 仲良くないっすよ 隊長 。



まじで 。




桔梗
桔梗
  あれ ?  
志摩は ?


伊吹
伊吹
  .... さぁ ....  


九重
九重
  え 、志摩さんが どこに  
行ったか 把握して ないんですか ?


伊吹
伊吹
  いや 、いちいち 聞かないよ  


九重
九重
  相棒なのに ?  






いや .... だって あいつ どうせ あんま 俺に


言ってくれないし ...。





陣馬
陣馬
  志摩なら 別の 機捜の  
仮眠室 借りるって 言って
出てったぞ


伊吹
伊吹
  おぉ ... まじか ... 、 







... 何で 陣馬さんには 言って


俺には 言ってくれないんだよ ... !?





桔梗
桔梗
  そう 。で 、 
1番 大事な ことは どうなったの


伊吹
伊吹
  大事なこと ?  


桔梗
桔梗
  あなたの名字 の 件 、 
結局 どうするの 。






あぶね 、言い忘れる とこだった 、





伊吹
伊吹
  ここで 、保護と 様子見 、 
確定で お願いします


桔梗
桔梗
  ... 志摩と 話は 共有した ?  


伊吹
伊吹
  あ 、昨日 志摩も いる時に  
決めたんで 問題ないっす






.... 志摩が 抱きつかれてた ことは 黙っとこ 。





桔梗
桔梗
  了解 、じゃあ 残りの 手続き  
進めておくから 。


伊吹
伊吹
  お願いしま ~ す  









どうやら 確認を しに来ただけだったようで 、



俺が 答えると 、すぐに 隊長は 分駐所を



出ていった 。









伊吹
伊吹
  さて ... 、 
どうしよっかねぇ ~





どうやら 結構 俺は 嫌われている 、というか


避けられてるっぽい のは わかった 。












..... 志摩より 俺の方が 話しやすいと

思うんだけどな 、







あと 、俺の方が 優しいし 、うん 。








伊吹
伊吹
  ... よし ... 頑張りますかぁ ... 、 







色々 やってみないことには わからない 。









とりあえず 会話をしよう 、


話して みないことには 好きなことも 、


嫌いなことも 、何も わからない 。










そう思って 彼女のいる


仮眠室の 扉に 手をかけた 。






























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