私は音楽室に向かった。
でも開いてなかった。
🍀 ジンさん来てないんだ…
鍵自体はジンさんが持っている。
この前はゆんぎさんが代わりに貰っていた。
私は仕方なく階段を降りてると
🦊 あなたさん。
🍀 あ…!君この前の…!
🦊 チョン・ウォヌです。
🍀 ああ、ウォヌくん、てか何で名前…
というと、ウォヌくんは口に手を当て
🦊 秘密です。
と言った。
🦊 てか、何してるんですか。
🍀 え?あ、逃げ出してきた。
🦊 …話聞きます。
察してくれたのか、あそこ行きましょと庭を指差した。
.
🦊 そんなことが…
🍀 うん
🦊 ジョンハ二ひょんは…確かにあなたさんと俺がいるからこの学校に来ました。
🦊 しかも、婚約者がいるの知りながら。
🍀 え?
ウォヌくんは眼鏡を拭きながら話し始める。
え、かっこいい←
眼鏡つけてるときもかっこいいけどね。
🦊 ジョンハ二ひょんは本気であなたを取りに来たんです。
🍀 そう、なんだ…
🦊 まぁ、俺はテヒョンひょん達を応援しますよ。
🍀 裏切りじゃん
🦊 俺は…止めましたからね。
なんて言って笑った。
🦊 恋は、辛いものですよ。
🍀 …恋してるの?
🦊 …これ俺じゃなくて友達のあるダンス好きのハムスターが言ってたんです。
🍀 ああㅋㅋ
🦊 また相談事あったら呼んでください、のります。
🍀 うん、ありがとう!
ウォヌくん、先生みたいだった。
でも…なんか気が軽くなったかも。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。