前の話
一覧へ
次の話

第41話

 XLI
342
2025/01/31 07:00 更新














 

 少し年季の入ったアーケードの下

 昔ながらの商店が立ち並ぶ

 決して大きくは無い 商店街だが

 客寄せをする店主の掛け声や

 今日の夕飯の買い物に来る客達で賑わっていた













あなた
 うぬ、行くぞ 








 あなたは小さな紙切れを握り

 商店街の入り口に設置された

 赤と白の断幕が吊るされているテントへと足を運ぶ







あなた
 これを頼む 






店員
 あいよ 







 "3回ね"と言われ

 踏み台の上に飛び乗ると

 目の前の取手を ゆっくり回した










 



 ガラガラッ______⚪️ポン














 ガラガラッ______⚪️ポン














 ガラガラッ_______________ 🟡 ポン









あなた
 おお、最後は金じゃ 






店員
 お、大当たり〜! 






 商店街に 当たりを知らせるベルの音が鳴り響く

 





店員
 はい、特賞
 温泉ペアチケットだよ 





あなた
 おおっ 
あなた
 これ、貰って良いのか? 







店員
 勿論だよ 
店員
 おめでとう 





あなた
 ✨✨ 




























太宰治
 で、温泉に行くことに 
 なったわけだけど 






あなた
 何じゃ不満か? 
あなた
 治のような貧乏人が 
 無料で温泉旅行に行けるのじゃぞ 






太宰治
 あのねえ…別に私は 
 貧乏ってわけじゃ 
太宰治
 それにせっかく温泉に行くなら 
 可憐な女性とが良かったなぁ 






あなた
 妾だって女では無いか! 







太宰治
 君はどちらかといえば女児だろ 
太宰治
 私 お子様は趣味じゃ無いのだよね 






あなた
 妾はお子様ではない!! 





太宰治
 はいはい 
太宰治
 探偵社の皆んなも 
 私が居ない方が助かるからって 
 あっさり休みをくれちゃうしさぁ 
太宰治
 まあでも 美味しい料理で
 日本酒を飲むのも悪く無いか 








プリ小説オーディオドラマ