第7話

5話˹思わぬ遭遇˼
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2024/01/20 03:48
太宰side
中也は太宰に賢治が狙われていることを伝えた
太宰
ふーん、だからなに?
どうしたの?
中也
はァ!?
中也
テメェっ... .ᐟ‪
太宰
なぁーにぃ?中也ァ〜
私が中也の思い通りに動くとでも思ってたのぉ?
太宰
それってぇ...私に貸しを作る
ってことでいいのかなぁ?
そんなに云うならば中也の駒になってあげてもいいよぉ?
中也
...ッ
太宰
ほら、駄目じゃないか
中也
だけどテメェはッ
太宰
それだけ?
もう云うことはない?
中也
.....
太宰
じゃあもう私は帰るよ〜
太宰
いいよね?
中也
チッ 勝手にしろ
太宰
言われなくても
勝手にするよ
.....さて、どうしたものか
中也の話は本当だ。
これは勘でもなんでもない、

長年の付き合いで中也の嘘を
つくときの癖は把握している
賢治君のことは放っておいても
探偵社がどうにかするだろう。

だがポートマフィアが主戦力を
出してきたらそれでは終わりだ
あの言い方では中也はきっと
来ないのだろうけれど
賢治君が万が一
ポートマフィアに連れ去られたとしても
私がどうにかするしかないし
太宰
はァ... 厄介だなぁ
太宰
戦うのは面倒だし
太宰
本当に辞めて欲しいなぁ、
太宰
ねぇ、森さん・    ・    ・ 
ふふ、それは無理なお願いだね
太宰君  ・    ・    ・
太宰
ま、そうだろうね
太宰
で、今更私の前にきてどうしたの?
太宰
厄介だから首領ボス直々に殺しにきたの?
なんて光栄なんだろう
太宰君?
太宰
ニコ
もう一度マフィアの幹部になる気はないかい?
太宰
厭だね
...なぜだい?
太宰
何を企んでいるのか知らないけど
またあの蛞蝓と組ませる気でしょ?
太宰
そんなんは絶対に厭だ
太宰君ならそう云うと思ったよ
それでは中也君を君の命令で
自由に動かせるとしたら?
太宰
..... ?
ちょっとは考えるけど
なんでそこまで私をもう一度
入れようとするんだい?
大方、中也に汚濁を使わせる為に
異能を制御させるために... ?

それだけじゃない気がするのは気のせいか、?
幹部の統一?新たな指導者?
いや、どれもピンとこない...
太宰君ならもう気づいている頃だろう?
太宰
...大方しか検討はつかないよ
そうか。
で、返事は?
太宰
行かないに決まってるじゃないか
太宰
私はね、
織田作の意思に沿って
こっち側に来たんだ
今更裏切る行為なんて出来ない
太宰
いくらマフィアとて
死人を生き返させられる〜
とか寝惚けたこと云わないだろう?
嗚呼。それは無理だよ
とてもユニークな妄想だね、
面白かったよ
太宰
それはよかった
だがね、死人の意思を
読み取る異能力者が
ポートマフィアにいる
太宰
森さんのスマホから着信音が流れる
.....おっと時間がきたみたいだ
それじゃ、太宰君考えといてね
森さんが着信音に応じることはなく、
そのまま去っていく
太宰
織田、作... ?
私はどうすればいいのかな、
手紙の内容は賢治を
ポートマフィアに勧誘する、という宣戦布告だった
福沢
どうしたものか... 。
その時扉がノックされた
国木田
国木田です。
中に入っても大丈夫でしょうか?
福沢
嗚呼。
福沢
太宰はまだ帰っていないのか
国木田
はい、いま敦に太宰を探しに行ってもらっています
福沢
そうか、
国木田
早速で悪いのですが手紙の内容は...
福沢
それはみんな集まってから話す。
太宰が帰ってきたらここに集まるよう伝えてくれ
国木田
了解しました。
それでは失礼します
福沢
.....ハァ
乱歩、いつから気づいていた?
乱歩
ん〜っとね、
あの芥川とかいう奴が来てからかな
福沢
中に入ってこい。
あまり立ち聞きするな
乱歩
は〜い
扉を開けて乱歩が入ってくる
福沢
このままだと...どうなる?
乱歩
賢治君と太宰が向こうへ行く
福沢
ッ .ᐟ‪
太宰もか... ?
乱歩
ん。多分だけどね
まだ太宰と話してないから
わかんな〜い
福沢
対策したら?
乱歩
.....。
探偵社だけでは無理だ
福沢
そうか
乱歩
異能特務課と猟犬と協力しよう
乱歩
そしたら勝ち目はある
福沢
異能特務課は分かるが
何故猟犬と?
乱歩
猟犬といってもその組織自体では
なくて...ん〜っと、名前なんだっけ
賢治君と戦ってた人.ᐟ‪空港でっ
福沢
あぁ、確か末広鐵腸か?
乱歩
そう.ᐟ‪それっ
乱歩
そいつと協力すればいいって話.ᐟ‪
福沢
何故鐵腸なんだ?
乱歩
僕の推理によると...
鐵腸は賢治の為ならなんでも動く.ᐟ‪
福沢
どういうことだ?
乱歩
鐵腸は賢治のことを認めた...
だからだよ♪ライバルが危険に
晒されたら助けに行くでしょ?
福沢
まぁな
乱歩
それと同じさ.ᐟ‪
その原理できっと素敵帽子君もくるっ
乱歩
素敵帽子君とも一時的に
協力体制になれれば
探偵社は誰も失わない
福沢
たが...
乱歩
嗚呼、社長が躊躇していることも
勿論分かっているよ。
でも大丈夫。僕が間違ったことはないでしょ?
福沢
解った、そうしよう
乱歩
あ、賢治君には伝えない方がいいと思うよ〜
福沢
何故だ?
乱歩
賢治君は溜め込む所があるからね、
あまりストレスを溜めないようにしないと
福沢
解った
福沢
乱歩、毎度のことながら有難うな。
いつも助かっている
乱歩
... .ᐟ‪.ᐟ‪
途端、乱歩は嬉しそうに笑い
直ぐに顔を赤くした
乱歩
んじゃ、僕はもう出るからね.ᐟ‪
また何かあったら云ってよ
福沢
嗚呼、そのつもりだ
乱歩はがむしゃらに云いその場を去っていった
ある。
どうでしたでしょうか?
頑張って結構長めに書いたんですけど...
ある。
今度長さのアンケートとりますので
良かったら投票お願いします♪
ある。
それでは次回も宜しくお願いします
ある。
(丁度2000)

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