第2話

𓈒𓏸︎︎︎︎
384
2024/01/27 08:00














































せっかく死のうとしてたっていうのに
佐野万次郎
佐野万次郎
なにしてんだ
と言われた



































(なまえ)
あなた
見なくても分かるでしょ…w
(なまえ)
あなた
死のうとしてんの
(なまえ)
あなた
邪魔しないで、
佐野万次郎
佐野万次郎
へぇ、
自分から聞いといてその反応かよ、
佐野万次郎
佐野万次郎
じゃあ、







































































カチャ……
佐野万次郎
佐野万次郎
俺が殺してやろうか?























その人は私に銃を向けた
(なまえ)
あなた
へー
(なまえ)
あなた
嬉しい、殺してくれるんだ
佐野万次郎
佐野万次郎
…………
佐野万次郎
佐野万次郎
お前のこと気に入った
(なまえ)
あなた
は、
佐野万次郎
佐野万次郎
俺らの組織に来い
(なまえ)
あなた
ちなみになんて所
佐野万次郎
佐野万次郎
梵天
(なまえ)
あなた
ふーん…
(なまえ)
あなた
ま、行ってやるわ
佐野万次郎
佐野万次郎
ありがとな

















正直、今から死ねないのは嫌だったけど
梵天と言ったら凶悪犯罪組織だし、殺して
くれるだろうと思って、その人に着いて行った






































ペタペタ……
佐野万次郎
佐野万次郎
お前、名前は
(なまえ)
あなた
一ノ瀬あなたの下の名前
佐野万次郎
佐野万次郎
あなたの下の名前か、いい名前だな
(なまえ)
あなた
……そんなこと初めて言われたよ
(なまえ)
あなた
それで、アンタは?
佐野万次郎
佐野万次郎
佐野万次郎
(なまえ)
あなた
万次郎…って呼んでもいい、?
佐野万次郎
佐野万次郎
嗚呼、




















しばらく歩き、ビルから出ると
黒塗りの高級車が1台止まっていた
佐野万次郎
佐野万次郎
乗れ
(なまえ)
あなた
え、これに?
佐野万次郎
佐野万次郎
そうだ
ガチャ…
ドアを開けられたので仕方なく乗ることにした
私が後部座席に座ると隣に万次郎が座ってきた































九井一
九井一
早かったな、ボス
佐野万次郎
佐野万次郎
すぐに終わったからな
運転席には知らない人が座っていた
(なまえ)
あなた
万次郎、この人誰
佐野万次郎
佐野万次郎
ココ
(なまえ)
あなた
ココ?
九井一
九井一
九井一だ
(なまえ)
あなた
(あ、そういうことか)
(なまえ)
あなた
九井さん…よろしくです
九井一
九井一
嗚呼、ところでお前の名前は?
(なまえ)
あなた
一ノ瀬あなたの下の名前です
九井一
九井一
あなたの下の名前か、よろしくな
(なまえ)
あなた
はい、
佐野万次郎
佐野万次郎
じゃあ、出発してくれ
九井一
九井一
了解です





















































車は動き出し、夜の東京の街中を走った










































































𝐍𝐞𝐱𝐭
































































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