バレー部の彼はいつも帰りが遅い。
帰宅部の私はなかなか一緒に帰ったりとか出来ない。最近は教室で顔を合わせるくらいだ。
急に孝支が愛おしくなり、ダメ元で会いたいなんてメッセージを送ってみる。
すぐに既読がついて、それから返信はなかった。
嫌に思ってしまっただろうか。モヤモヤしながらベッドに横になる。
しばらくすると電話が掛かってきた。
孝支は息を切らしていた。
まさかと思い外を見ると、手をぶんぶんと振っている大好きな人がいた。
私は急いで外に出て大好きな彼に抱きつく。
部活帰りに来てくれたみたい。
私も孝支に会いたいって言われたら嬉しいし、直ぐに行っちゃうかも。
手を握って歩く。
それだけで私の心は満たされてゆく。
バレーを頑張っている孝支。すごい後輩が入ってきたから負けてられないと嬉しそうに話していたのを知っているから邪魔はしたくない。
そう思ってはいるけど、寂しいのは事実で…。
こちらを見る孝支の表情にドキッとする。
孝支と会えるんだと思うと嬉しくて嬉しくて。
孝支の好きな激辛料理を作ろう。
孝支のニコニコ笑顔に私の寂しかった気持ちはすっかり無くなっていた。
End。。。。。。。。。。。
土曜日。
練習をした料理は、成功したみたい。一安心だ。
お母さんが仕事に行く時に私が料理を作っていたから色々聞かれてしまい、今度お母さんにも紹介してねなんて言われてしまった。
ご飯を食べたら部屋でゆっくりと過ごした。
それを聞いて私は首をぶんぶんと振った。
ふわっと抱き締められて孝支の匂いでいっぱいになる。
孝支といると胸がいっぱいになる。
2人でくっつきながら色々調べたりして。
幸せな時間を過ごした。。。















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。