いふの部屋 、とは?
… と思っていたけれど 、
家に帰るという意味じゃなく 、
同じ建物内にある幹部それぞれの部屋のことだった 。
縦並びの間取りになっている廊下の突き当たり 。
立派なもので 、
扉には黒地に金文字で『 KING 』と彫られている 。
いふがカ ー ドをかざすと 、
重たそうな扉が音もなく開き 。
「 入れ 」と視線で促され 、
操られるように従った 。
背後で扉の閉まる気配がした 。
周りから遮断された空間は嫌というほど静かで 、
2人きりだという状況を過剰に意識させてくる 。
な … に 、いきなり 。
怒っているのうには聞こえなかった 。
でもわからない 。
いふは昔から 、
感情のこもらない喋り方をするのだ 。
そういえば 、今日は金曜だった 。
焦らすようにゆっくり下りていくいふの視線が 、
スカ ー トの裾のところでピタリと止まった 。
見られている部分に熱が生まれる 。
なんでそこを 、じっと見るの … っ?
そわそわ 、落ち着かなくなって
つい太ももを擦り合わせそうになる 。
そ 、そうだったっけ 。
そうだったかもしれないけど 、
なんで覚えてるの … !
ごめんなさい !!
眠すぎて力尽きます …
ここに来たコメントは絶対に返します !!













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。