第4話

⏱ " Day . 1 – 4
227
2024/05/11 04:00
























星崎 流星m t w
... 死ぬかと思った 。
竜宮 沙織g s o
あはは w お疲れ様です w



  乗る前から分かってはいたけど 、
  勢いは凄いし 、急降下するし 、逆さになるしで
  キツすぎた 。


  もう二度と乗りたくない 。





  ただ ... ぐさおさんは 、
  " 今までのぐさおさん " と同じ様な笑顔を浮かべた 。

  正直 、今までは無理矢理笑っている様に
  見えていたから 、安心した 。


  最後の時間くらい 、心の底から楽しんで欲しいからね 。



竜宮 沙織g s o
次 、あれ行きましょ〜 !!



  そう声を上げるぐさおさんは 、
  いつもより何処か輝いて見えた 。

  .. なんでなんだろ 。
星崎 流星m t w
... はーい !!



  ま ... そんな事よりも 、
  楽しむ事の方が大事だよね 。


  そう思い 、ぐさおさんが指さす場所を見た 。


  ... そこには 、" 絶叫系 " です 、
  と言わんばかりのアトラクションがあった 。


  ぐさおさん ... 好きなのは分かるけど
  俺のことも少しは考えてくれない ?

  俺 、こういうの苦手だってば 。



星崎 流星m t w
.... 何ですか 、このアトラクション 。
竜宮 沙織g s o
見ての通りですよ !!
竜宮 沙織g s o
上から下に落ちる .. ってヤツです !



  こういう系のアトラクション特有の 、
  心臓が浮く ? 感じの感覚が苦手なんだって 。

  こんなの 、乗った瞬間から降りる瞬間まで
  その感覚と共同体になる奴でしょ 。


星崎 流星m t w
... せめて休憩挟まない .. ?



  俺のなけなしの意見は ...

竜宮 沙織g s o
時間だって決められてるんですから ...
早く乗りますよ !!


  ... 勿論 、受け入れて貰えなかった 。


  そうだよね 、知ってたよ 。
  というか 、こういう時が一番いきいきしてるの何なの ??


  別に 、楽しそうだから良いけど !!


  俺がこんな事してあげるの 、
  貴女だけですからね !!
  感謝して欲しいよ .. !!

星崎 流星m t w
まぁ ... なら 、行きますか ....



  そう言った瞬間 、
  ぐさおさんの顔は輝かしいものになった 。


  そんなに乗って欲しかったんだ ..














  𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝





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