ヒュンッ!
ビュンッ!
ホウキに乗ったゆとりは自由自在に空を飛び回る
その後を追うように猛獣も大きく羽ばたいた
追いつかれそうになりながらもゆとりはどんどんスピードを上げ、なめらかに空中を上下する
それに怒りを覚えたのか、猛獣は大きく唸り、火を吹いた
グハァァァァ! ゴゴゴッ!
猛獣の攻撃はこれっぽっちも当たらない
ゆとりは余裕の表情を見せるどころか、満面の笑みでそれを楽しんでいた
横にいたもるでおが手に力を込める
すると猛獣は先程よりも火力を上げ、広範囲に火を放った
ゆとりは間一髪それを避け、ニカッと笑顔を見せる
するとゆとりは再び杖を取り出し、迫り来る猛獣目掛けて一振する
ゴロゴロゴロ……ドッカァァァンッ!
ドカァァァァァン…ドカンッドカァァァンッ!
命中とは言えないが確実にダメージは入っている
抗う猛獣は再び広範囲に火を吹いた
グハァァァァアアア!
…ヒュッ(杖を振る)
シャリーンッッッ!
猛獣の炎に対し、ゆとりは氷の壁で対抗する
ボッッッッ! キーンッ! ガシャァァンッ! シャリーンッッッ!
ゆとりと猛獣の激しい空中戦に、俺は見とれてしまっていた
ホウキを乗りこなし、攻撃を避けながら対抗するゆとりの姿はいつも以上にかっこよく映る
次第に憧れのようなものも抱いていた
そう言うと、ゆとりは太いロープを生成した
そして猛獣の周りを高速で飛び回り縛り上げる
身動きが取れなくなった猛獣はそのまま地面に落下した
ドォォォォォォン!!
パンッ (ノ>∇<)ノヽ(。>∇<ヽ)
ナデナデナデ
シュゥゥゥゥゥゥゥゥ
ヒョイッ (ホウキに跨る)
ビュンッ!
グワングワンッ ヒュンッ! ビュンッ!
ヒュンッ! ビュンッビュンッ! ドドドドッ!
ピタッ
ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ
ズドォォォォォォォォォン!!
( •ω• )⊃
ガシッ
もるでおは大きな鷲を召喚した
ガシッ
バサッ! バサバサッ!
大きな背中に乗せられ、俺らは青空の中を進んで行った












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。