第6話

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2026/04/07 04:15 更新





















  
あなた
 どうか、お許しくださいね 





 涙を流してはいけない .

 勝手に出て行ったものとして 、それは

 身勝手極まる行為だとわかるから .






あなた
 瀬をはやみ 、なんて詩 
 私は唄いたく無いのですけれど 





 瀬をはやみ

 岩にせかるる

 滝川の


 われても末に

 逢はむとぞとぞ思う






 道満様は今どうしているのだろう .

 もう私が居ないのに気づいただろうか

 今日もまた安倍様に 、

 遊ばれているのだろうか





 いってらっしゃいは言えてないから

 きっともうただいまが聞ける日は

 永遠に来ないのだろう .



 それだけは紛れもない事実で 、

 心が石を乗せたようにズンっと重くなる .










あなた
 …… 幸せだったなぁ 、 






 ふと後ろを振り向くと

 羅城門をとっくにくぐり 、

 都から十里は離れたいた










あなた
 今までお世話になりましたこと 
 心より 、御礼申し上げます 







 都の方に頭を下げると

 ようやく自分に終着点が来た気がした .






 そう思うと一気に涙が押し寄せて

 瞼があるのか怪しいくらい

 溢れて止まなくなる .









あなた
 …… 急ぎましょうかね 




 何処かで四神のあの鳥が鳴いた気がした .


 このままでは見つかってしまう 、

 道満様のためにも早く遠くへ行かないと .





 そうして私は無我夢中で

 朝の京都を走り続けた .














𝐌𝐮𝐠𝐢
𝐌𝐮𝐠𝐢
 皆様お久しぶりです😭 
 半年失踪していた紬で御座います 
𝐌𝐮𝐠𝐢
𝐌𝐮𝐠𝐢
 また私別垢に入り浸って 
 別界隈をめっちゃ執筆してまして、 


𝐌𝐮𝐠𝐢
𝐌𝐮𝐠𝐢
 本当に別名義ですが中は私なので 
 良かったら読んで頂けると嬉しいです🥹 










𝐌𝐮𝐠𝐢
𝐌𝐮𝐠𝐢
 本当に別垢作りすぎて泣きたい 

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