銀さんが玄関前で仁王立ちしてんのは
何を嗅ぎつけたのか私が今日サドと出かける
ことを知ったからである。うーん、どうしよう
私が珍しくいつもよ動きやすさ重視の
真選組から得た特別な軍服を着るのではなく
ミニスカに肩出しのお洒落な服装だから
それを気にしてるんだろうか…おっさん臭いな⬅︎
「 最近の子は言うようになったなぁ… 」と
渋い顔をする銀さん。……確かに、あの、
ミニスカよりすこーしね??すこーしだけ、
ほんっっとにちょっとだけ短いけどね??⬅︎
だって仕方ないじゃん?!私の身長だと
あんま私の美脚(自画自賛)を見せれないし
私は小さい頃に捨てられて、ここ、万事屋に
来た。銀さん達とは血が繋がってないから、
多少遠慮する部分もしばしばあって、銀さんが
私を「 娘 」として見てくれていたことが
嬉しくて笑みがこぼれる
そうこう話してる内に銀さんの後ろから
聞きなれた低く優しい声が響く。
「 先に出とけ、俺は旦那と少し話してきやす 」
と、サドは私を玄関外にとんっと押し出し
私は何を話すんだろうと不思議に思いながらも
この前姉御から貰った靴を履いて外に出る












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。