騒ぎを聞きつけて、孤爪家に来た黒尾は美咲の足に絡みついてひぐひぐ言っているリエーフに、それを引き剥がそうと引っ張る研磨。



黒尾「おーい、なにやってんだぁお前ら？？（笑）」　　　
　


ニヤリと笑いながら、スマホを構え


カシャッ



あなた「クロ〜、見てないで助けてよ...」


リエーフ「ダメです!!あなたは、将来俺の奥さんになるんですぅｯｯ」



研磨「いーかげんに、しろっっ!!」



そんなやり取りをしてる間にも、黒尾が撮ったものをグループに送ったために、鳴り止まない2代のスマホ。


ピロン　ピロン　ピロン　ピロン



黒尾〔今、これ〕

黒尾が画像を送りました。

【あなたの足に抱きついて泣きわめくリエーフ、それを引き剥がそうとしている研磨】




夜久〔うわぁ、これは（笑）〕



犬岡〔え!?リエーフ、行っちゃったんですか!?〕



猛虎〔今から行きます!!〕


黒尾〔これをどう収集つけたらいいか悩み中。猛虎、来たら更に悪化しなくないか??〕



夜久〔それな（笑）おもしろそーだから俺も行くわ（笑）〕


犬岡〔俺も行きます!!〕



黒尾〔りょーかい（笑）〕




それから30分後ー



猛虎「いーかげん離せって!!」


リエーフ「嫌です！！猛虎先輩はあなたと付き合ってるって噂流れてるんですよ!?そんな人の言うことなんて聞けませーん!!」


そして自分のスマホの画面を見せるリエーフ。



それを見た研磨が、引き剥がすのをやめ、画面を凝視する。


そこには、猛虎に姫抱きしてもらっているあなたの姿。
さらに、手を繋ぎながら楽しそうに歩いている姿。



リエーフ「これは家に帰ってる時に、クラスメイトが送ってきたんですけど、その後なんて言われたと思います!?

猛虎先輩って、怖そうだけど、あなた先輩にはこんな顔してるんだね!!

なんかお似合いかも♡

ってか、完璧付き合ってるよね??



こう!!言われたんです!!もう、あなたさんっ俺と言うものがありながらこれは酷いですー!!」





黒尾「おいおい、ちょい待て、なんだコレは!?お前ら何もないってこれはデキてるとしか思えねーだろ!!」



夜久「....これは、うん、確実に黒です。」



犬岡「あれ、さっきのフラグポッキリ折れたんですか??ホントは猛虎先輩が....」ｳﾙｯ



猛虎「ちょ、ちょっと待て、お前ら。これは誤解だ!!先輩たちもなんとか言ってくださいよ!!ってか、あなた!!お前さっきから何黙って....ヒッ!!」



リエーフが画像を見せてから更に大混雑中の孤爪家。


問い詰められた猛虎は、あなたにも弁解をしてもらおうと、振り向いたら