無料スマホ夢小説ならプリ小説 byGMO

159
2021/10/31

第2話

不機嫌の中の出会い
センラ
センラ
ジーーーー
坂田
坂田
目付き悪いな〜。なおせや
センラ
センラ
ジーーーーーーー
めい
めい
坂田さん、やめといた方がいいっすよ。
坂田
坂田
なんで?
あらき
あらき
急に呼ばれてご機嫌斜めなんだよ。
坂田
坂田
あ〜どうりで。
そらる
そらる
おいセンラ。もっと愛想良くしろよ。バレるだろ?
センラ
センラ
折角の休日に呼び出されたと思ったら…
センラは先程配布された仮面を見つめた。
センラ
センラ
こんなふざけたことやんなきゃ行けないんすか
そらる
そらる
そういう命令だ。従え。
天月
天月
それよりも、センラは愛想なおした方がいいかもね〜。
luz
luz
それは思うわ。センラくんなおさんと逆に怪しまれるよ。
センラ
センラ
構わないでしょう。
センラは持っていた仮面を手に取ると、自分の顔に着けた。
センラ
センラ
どうせ…素顔中身は分からないんだから。
1週間前
そらる
そらる
報告を。
坂田
坂田
被害者は滝内尚輝たきうちなおき23歳。都内在住で職業は医者です。
あらき
あらき
死因は背後から刺されたことによる失血死。
凶器から指紋は検出されませんでした。
そらる
そらる
これで3件目か…他になにか情報は?
luz
luz
ありません。
天月
天月
メモはなかったんですか?次の犯行予告の!
坂田
坂田
あった。だけど、文字がかすれすぎて読めず、今鑑定中だ。
めい
めい
あ、その結果が…
めいはそらるの前に歩みでると、机へ資料を置いた。
そらる
そらる
持ってんなら最初から出せよ。
めい
めい
すみません…
あらき
あらき
で?結局どこ。
そこで張り込んどけば大丈夫じゃないの?
めい
めい
それが…そうもいかなくて…
天月
天月
何故?
めい
めい
次の予告…が
luz
luz
もったいぶらずに言ってよ。人の命がかかってんだよ。
めい
めい
…12月1日の夜9時から始まる仮面舞踏会です。
そらる
そらる
仮面…舞踏会?
あらき
あらき
それじゃ、犯人の顔分からないじゃねーか!
そらる
そらる
あぁ…まじか…
天月
天月
仮面舞踏会ってことは…外国の人もいらっしゃるってことですよね?
無理ですよ!英語話せませんもん!I have a penレベルっすよ!?
そらる
そらる
う…む
坂田
坂田
坂田が声を上げた。
めい
めい
どうしました?
坂田
坂田
いや…なんでもない。やめといた方がいい。
そらる
そらる
なんだ。言ってみろ。
坂田
坂田
…センラ、なら。
あらき
あらき
センラ?
坂田
坂田
一応帰国子女ですし、英語ならもってこいなんじゃ…
天月
天月
確かに!それにセンラさんはダンスも踊れたはず!
luz
luz
何踊れるん?
天月
天月
えっと確か、ワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、クイックステップ、ヴィニーズワルツとか社交ダンスは大体踊れると聞きました。
そらる
そらる
大至急センラを呼べ!前乗りにして参加者たちを調査する!
坂田
坂田
そ、そらるさん、それはやめた方が…
めい
めい
あの人…絶対機嫌悪くなりますよ。
そらる
そらる
いいから電話しろ電話。
luz
luz
電話…
プルルルルルルルル
センラ
センラ
『何?』
luz
luz
あ…えっと
そらる
そらる
センラ。大至急警視庁来い。いいな。
センラ
センラ
『は?なんで俺が。今日は休みなんすけど?』
そらる
そらる
お前が必要なんだよ。
人がまた死ぬかもしれないんだ。
センラ
センラ
『あの、当たり前のように俺を使ってますけど、俺捜査一課じゃないですかんね?二課なんですよ。』
そらる
そらる
とにかくこい。お前の所属は一課にしとくから。
センラ
センラ
『は?ちょ、待ッ…
そらる
そらる
よし










センラ達が会場に入ると、警察と同じように、前乗りしている参加者たちがいた。
そらる
そらる
センラ。誰か捕まえて踊ってこい。
センラ
センラ
は?無理っすよ。
そらる
そらる
お前が社交ダンス踊れんのは知ってんだよ。早く。
センラ
センラ
…天月っすね。
天月
天月
Σ(・ω・;)ギクッ
そらる
そらる
早く行け!ドンッ!
センラ
センラ
うわっ!ちょっ!
急に押され、センラがバランスを崩した。

その時、後ろにいた参加者にぶつかった。
センラ
センラ
いってぇ…あ、すみません…
センラが振り返り、参加者に手を差し伸べる。
志麻
志麻
あ…
仮面の奥の瞳が揺れる。
本当に綺麗な子だ、とセンラは思った。
大きな紫の瞳にすっきりとした鼻筋、紅薔薇を思わせる赤い唇。
女でもここまで美しい者は見たことがなかった。
センラ
センラ
ご、ごめん、なさい。
志麻
志麻
大丈夫…です。
センラ
センラ
あ、
立ち去ろうとする参加者の肩を掴んだ。
志麻
志麻
な、何…ですか?
センラ
センラ
お名前を…伺っても?
志麻
志麻
俺の…ですか?
センラ
センラ
はい。
仮面の下の瞳が再び揺れた。
志麻
志麻
志麻…です
志麻との出会いが、この事件を左右するとは、センラを含め、誰も思ってはいなかった。