いつも君の名前を呼んでた。
でも、自分の気持ちに気づいてから
君のことを呼ぶ度に
ドキドキしてる
喋る度に
君の性格や、話し方全てが分かる
ほんの小さな恋心かもしれないけれど
僕にとっては
熱中症にでもあったかのようで
凄く緊張する
帰る時にも
ずっと分からない方向のまま
君の影だけを追っていた。
今の君は
僕の気持ちにもう
勘づいたかな?
君の手が
僕の指に触れた時、
優しく握ってくれたよね
その時はどんな気持ちだったの?
君に出会う前は、
ずっと独りだったから
つまらなかったけれど
好きになって
夢でも見てしまったかのように
たまらなく君がいない夜が
寂しかった。
いつになっても
隣にいられる関係だったら辛くないのかな?
だって僕嫉妬深いもん。
この気持ちに気づいたなら
意地悪しないでよ?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。