第3話

第2話:あの日
82
2020/07/22 08:52
あの日。
僕と裏坂先生が出会った日。
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
はー…こんな高校、入るんじゃなかった…
知人の勧めで入ったこの桃丘学園。
入学するのは容易だったが、なんというか、合わないのだ。
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
数学の時間訳わかんない問題ばっかだし…体育キツいし…
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
挙句の果て保健委員押し付けられるし。最悪だよもう!!
僕は保健委員の石鹸補充で、各階の水道を回っていた。
「でさー、そんときあいつがさー」
「マジで?やば」
この声知ってる。隣のクラスの奴だ。
僕はササッと隅に隠れた。
見つからないかとドキドキする。

…彼らは通り過ぎたようだ。
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
……よし、いったな
ふぅ。危ない。
僕は人と関わるのが好きではない。
なおさら友達なんて面倒臭いものはもちたくない。
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
あとはこの石鹸の残りを保健室に戻せば帰れる…よし、頑張れ僕…!
そういえば、保健の先生って誰なんだろう。
さっき保健室に石鹸を取りに行った時は誰もいなかったもんな。
委員会の時は風邪で休んでいたのだ。
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
まぁ、いないことを願おう…
おずおずと扉に手を伸ばす。
(ガラガラ
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
し…失礼しまぁす…

保健室は清潔な、石鹸のような匂いがした。
僕は辺りを見渡し、前方に白衣をまとった人物を見つけた。
裏坂先生(ウラザカ)
裏坂先生(ウラザカ)
ん?あー、委員の子か
裏坂先生(ウラザカ)
裏坂先生(ウラザカ)
石鹸補充ご苦労様〜
スタスタとこちらに歩み寄ってくる。
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
あっ…、あ、はい
その先生は、僕の手から石鹸の残りを取るとこっちにおいでと言った。
裏坂先生(ウラザカ)
裏坂先生(ウラザカ)
君、委員会の時休んでたでしょ。
プリントあるから持ってって
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
は、はい
そう言って先生は、引き出しの中からガサガサとプリントを探し始めた。
裏坂先生(ウラザカ)
裏坂先生(ウラザカ)
あっれぇ…どこだっけなぁ…
大丈夫かこの先生…と思っていると、扉が開いた。
男子生徒
ちゃーす
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
…ッ!
1人の男子生徒が顔を覗かした。
裏坂先生(ウラザカ)
裏坂先生(ウラザカ)
ん?おお、どうした
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
花打 夜霧(ハナダ ヨギリ)
し、失礼します
僕は保健室を出た。
あとから先生の呼び止める声が聞こえたが、聞こえないふりをした。


___あいつ、あいつ…、なんで…
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おゐも(作者)
おゐも(作者)
はい
梨なし(相方)
梨なし(相方)
はいが口癖か?
おゐも(作者)
おゐも(作者)
はい
梨なし(相方)
梨なし(相方)
ロボットみたいになってしまった...。
おゐも(作者)
おゐも(作者)
┏( .-. ┏ ) ┓
梨なし(相方)
梨なし(相方)
わぁお
梨なし(相方)
梨なし(相方)
こいつやばい.........
おゐも(作者)
おゐも(作者)
おつゐも〜!!!!!(爆音)
梨なし(相方)
梨なし(相方)
うるせぇ.........おつなし.........。

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