あなたの下の名前side
数日後__
すごく真剣な表情でお兄ちゃんは私を見てくる.
え、なんかした私…!?
お兄ちゃんはぶつぶつと誰に見せてもらうかを決めている.
自分でやる気はないんだね…w
というか答え持ってないのかな…?
すごく嬉しそうに笑顔でお兄ちゃんは私の両手を握って目を輝かせている.
よくわからないことを言いながら…w
お兄ちゃんってほんとよくわかんないなぁ.
そんな所が私は一番大好きなんだけどね.
部屋__
高校って、そんなに課題でるの…?
私は課題貰ってないから何があるのか、どれだけあるのかわかんないけど…
数時間後__
お兄ちゃんが何か言っているけど、眠たくて聞く気がでない.
課題どれくらい進んだのかな…
ギューー
お兄ちゃんが抱きついてきてびっくりする.
眠たくて、体に力があんまり入ってなかったから余計にびっくりした.
チュッ
もおぉ、私の心臓止まるかと思った!!!
数十分後__
無理だぁ、と言いながらお兄ちゃんは机に突っ伏す.
ベッドに座っていた私は、立ち上がってお兄ちゃんの隣まで歩いていく.
あはは、、と苦笑いしながらお兄ちゃんに話しかける.
…けど、全然何も言ってこない…
もうやっぱりやる気ないのかなぁ…連続でやるとなると当然だよね.
お兄ちゃんの疲れは私にはわかんないから、いろいろ言ったら悪いか.
答え写しただけだけど、w
もう行けないよ、と言葉を発しようとしたけど、これ以上お兄ちゃんに悲しんでほしくなかったから何も返さなかった.
それから沈黙が続いて、重い雰囲気になってしまった.















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。