百鬼夜行が始まる…僕の最後の時…
僕は誰かにメールを送った
『闇より出でて闇より黒くその穢れ禊ぎ祓え』
どんどん空が空が黒くなっていく、東京新宿には大量の呪霊が沸いていた
僕は傑と共に高専に入っていた、そこにはポニーテールの女の子が居た、乙骨だけじゃなかったんだ…
そう言うと戦いが見やすい屋根の上に座りじっと眺めていた
そう呟いた瞬間、壁をぶち破ってあの時のパンダが現れた、傑に殴りかかってたけど当たらず反撃された
呪言…傑が落とされた…けど、そんなんじゃ傑は倒せない…
特級禍呪怨霊 折本理香 の完全顕現
理香は傑の出した呪霊を瞬殺して同級生を救ってる、優しい子なんだね…
僕は呪力を消し傑に気付かれないように乙骨達に近付いた
ある程度治しきると乙骨に微笑みその場を去った
傑は優しい…治してる間攻撃してこなかった…
ここからじゃ声は聞こえずらいからなんて言ってるのかわからない…
乙骨が怒ってる…傑…
戦いが激しい…被害がこっちにまで来てる…あのままじゃ傑が死んじゃう…っ
僕はその思いだけで傑の元に走った、見えた…
あれは渦巻きと折本理香、あの呪力量マズイ!
二人の膨大な呪力がぶつかる!傑…っ!
呪力同士がぶつかったその瞬間僕は傑と引っ張りだし直撃を防いだ
が、そのせいで僕は重傷を負いもう自分自身に反転術式を使い傷を癒し続けた
そう言うとスマホを取り出し誰かに電話を掛けた
傑に支えられ立つと気絶している乙骨の側に近付いた
同級生組は僕を睨み乙骨を守るように前にたった
そう言うと乙骨に触れ反転術式で乙骨の外傷を治した
そう言っていきなり現れた協力者___
悟だ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。