第7話

新たな始まり。
25
2025/11/08 10:00 更新
ていうか、なんか暖かいな。
昨日はあんなに暑かったのに。
アラームうるさいな。止めよ。
布団を取って。
道枝駿佑
ん、、ん。
横にいる誰かは、寝返りをした。
西畑大吾
え?
、、、みっちー?
なんで?なんでそこにいるの?
今日って何日?スマホを見ると。
2025年4月10日5時13分
え?今年の4月?
昨日は、8月だったやん。
道枝駿佑
ん、ん。、ん?大吾くん。
もー起きとったん?
おはよ。
西畑大吾
え。あ、ああ。おはよ!
ていうか。この日って入学式じゃない?
俺は休みなんだよね。
てことは、、
西畑大吾
今すぐご飯作るから、
入学式の準備して!
道枝駿佑
んぅー、もう少し寝たい。
っ!可愛い。そーだよね。
まだ5時だった。
じゃあ
西畑大吾
6時になったら、また来るから
その時まで寝ててな!
何で、時間が戻ったんだろう。
、、、考えてもわからんな。
一旦ご飯作ってこよ。、
ご飯を作って、
俺は身支度。さすが俺。寝室に今日着る服が
置いてあった。
それで6時。
道枝駿佑
、、、いい匂いやね。
今日は張り切ってピザトーストを作った。
西畑大吾
お腹すいたやろ?
道枝駿佑
うん。てか、
大吾くん今日かっこいいね。
服も相まっていつもよりかっこいい。
え、かっこいい?褒められた。
たしかに前のこの日もいっぱい
褒められて心の中で記念日にしたんだ。
いつも、いつも、褒めてくれてたから、
毎日が記念日だったけど。

そういえば、中学に入って1ヶ月後から
褒めてくれなくなってたな。
道枝駿佑
いただきます。
西畑大吾
いただきます!
道枝駿佑
ん!、美味しい!
また、この笑顔が見られるなんて、夢みたい。
西畑大吾
良かった。
思わず俺は泣いてしまったようで。
みっちーは心配そうな顔をしていた。
道枝駿佑
、、俺なんかしちゃった?
ごめんね?
西畑大吾
いやぁ、そんなことないで!
美味しいって笑ってくれて嬉しかっただけ。
そういうと、顔を真っ赤にして、目を逸らした。
まるで、最初にみっちーを見たあの日のように。
なぜ、戻ったのかは、分からない。
けど、俺にできることがあるのだけはわかる。
みっちーが別れ話を切り出すことのないように。
俺は、君がおらんとだめみたいやからさ。

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