ていうか、なんか暖かいな。
昨日はあんなに暑かったのに。
アラームうるさいな。止めよ。
布団を取って。
横にいる誰かは、寝返りをした。
、、、みっちー?
なんで?なんでそこにいるの?
今日って何日?スマホを見ると。
2025年4月10日5時13分
え?今年の4月?
昨日は、8月だったやん。
ていうか。この日って入学式じゃない?
俺は休みなんだよね。
てことは、、
っ!可愛い。そーだよね。
まだ5時だった。
じゃあ
何で、時間が戻ったんだろう。
、、、考えてもわからんな。
一旦ご飯作ってこよ。、
ご飯を作って、
俺は身支度。さすが俺。寝室に今日着る服が
置いてあった。
それで6時。
今日は張り切ってピザトーストを作った。
え、かっこいい?褒められた。
たしかに前のこの日もいっぱい
褒められて心の中で記念日にしたんだ。
いつも、いつも、褒めてくれてたから、
毎日が記念日だったけど。
そういえば、中学に入って1ヶ月後から
褒めてくれなくなってたな。
また、この笑顔が見られるなんて、夢みたい。
思わず俺は泣いてしまったようで。
みっちーは心配そうな顔をしていた。
そういうと、顔を真っ赤にして、目を逸らした。
まるで、最初にみっちーを見たあの日のように。
なぜ、戻ったのかは、分からない。
けど、俺にできることがあるのだけはわかる。
みっちーが別れ話を切り出すことのないように。
俺は、君がおらんとだめみたいやからさ。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。