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2018/03/21

第28話

重岡side
収録は順調に進んだ。

所々緊張してうまくしゃべれなかったけど、照史君や淳太君がすかさずフォローしてくれたり、濱ちゃんがボケたりしてくれた。
桐山
じゃあ、しげはスタンバイやね。行ってらっしゃーい!
そう言われてホッとしながらステージ裏に向かった。


神山
しげ、お疲れ!
流星
お疲れさん
小瀧
司会良かったで!
ステージ裏に行くとすぐに3人が集まってきて背中をさすってくれた。


そんなみんなを見て張りつめてた緊張が解けたのか、ふっと足の力が抜けてへなへなとしゃがみこんでしまった。


「」
しげ!!
3人が声をそろえる。
重岡
ごめん、なんか急にほっとして・・・それより、着替えな
心配そうな顔をするみんなに笑って、足を踏ん張った。



小瀧
しげ・・ほんまに大丈夫・・?
着替えてたら望が不安げに僕を見てた。
重岡
大丈夫やで。それより・・襟折れてる
笑いながら背伸びして望の衣装の襟を直してあげる。



重岡
そうや!みんなで円陣くまへん?
僕が言うと、神ちゃんと流星も来て「ええな!」と頷いた。




4人で円になり、肩を組む。


右には望。左には流星。真ん前に神ちゃん。


望の背中に手をおいたとき、早い心臓の鼓動が、手にまで伝わってきた。




すうっと息を吸って、思いっきり、
重岡
盛り上がれんのか!!
あ、こういうのって前置きいるんやっけ?

初めてやるもんやからいきなり言っちゃったんやけど・・


案の定、3人は「え・・?」と顔を上げた。
重岡
ええやんかぁ!いきなりでも!
3人の視線にそう返すと、流星が吹き出して、望も神ちゃんも「びっくりするわぁ」と笑った。


神山
はい、じゃあもう1回どーぞ?いきなりでも今度は驚かへんから
笑いながら言われる。

余計やりにくなるわ。
重岡
もー!じゃあもう1回や!


盛り上がれんのか!!!
「」
俺らしだいや!!!


肩から手を離したら、みんなで大笑い。
小瀧
なにこの円陣!
流星
初めてのスタイルやな

笑いながらスタンバイの位置に行く。

いや、笑われながら、か。




でも、円陣組むなんて、ユニットらしいな。


気合い、めっちゃ入った。