私はそれから、何回も松村さんとデートを重ねた
いつの間にか、特別な存在になってた
松村さんを見る度に胸がドキドキするのはなんだろう
いつの間にか…
私……
松村『あなた』
あなた「は、はい!」
松村『どうしたのそんなに挙動不審で』
あなた「ちょ、ちょっと考え事してました、w」
松村『そっ、か…』
あなた「すみません…」
松村『あのさ』
あなた「はい!」
松村『呼び捨てで呼んでよ』
あなた「え?」
松村『タメで話して』
あなた「えっと…」
松村『お願い!』
あなた「わ、かりました…」
松村『やったー!』
あなた「そんなに喜ばなくてもw」
松村『だって、ようやく親しいって感じじゃん!』
あなた「え…?」
今までの私たちは、親しくなかった…?
親密な関係になれてたと思ってたのは、私だけ?
どういうこと?
わかんないぃ……!
松村『ねえあなた?』
あなた「ん…?」
松村『好きな人、出来たり、してない?』
あなた「?!」
松村『え、図星…?』
あなた「い、いや!!!!」
松村『そう…なんだ……』
もし、私が北斗くんを好きだと言ったら、
大我くんを好きだった過去を知ってる北斗くんに
好きだと伝えてしまったら、私たちの今の関係は
壊れる?
あなた「北斗、、くん…」
松村『ん?』
あなた「北斗くんのこと
好きになったっていったら、どうする?」
松村『え?』
幻滅、されたよね、きっと
あぁ、アイドルに恋するって、いけないことだったんだ…
大我くんも、北斗くんも…
私が迷惑かけて…
松村『ほんと?』
あなた「…」
松村『ほんとなら、俺嬉しいんだけど…』
あなた「な、なんで涙目なの!?」
松村『だって、俺ずっと……
あなた、俺もっ…好きだっ。
会った時から…』
あなた「それって…ずっと、思っててくれたの…?」
松村『当たり前じゃん、』
あなた「嬉しいですっ…」
松村『あなた』
あなた「ん…?」
松村『付き合おう。』
あなた「……はいっ…!」
泣きながら満面の笑みで私は返事をした
そんな私を優しく抱きしめてくれる北斗くんが
これから、私だけの王子様なんて、もったいないって思っちゃう…w
大我くんは、幸せですか?
幸せだと嬉しいです。
私は、幸せです
松村『あなた、一生大切にする
過去なんて、気にしないし、
俺はどんなあなたも受け入れるよ』
END
すごく短いお話ですが、一応終わりです!!
けど、これから、主の気持ち次第で
付き合ってからの、松村、あなたCPの日常的なのあげちゃうかも??
あと、大我sideの方を1話か2話か分かんないですが
更新するので引き続き見てくださると嬉しいです
良ければ、短編集にもどのメンバーでも受け付けますのでリクエストお願いします🙇♀️🖤
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。