肌にほんのりと暖かい感触があった
そろそろ朝だし、確認ついでに起きようと思い、目を開けた
天の声)あなたちゃんは目覚めがいい
私の目の前で寝ていたのは勝己くんだった
昨日勝己の家に泊めさせてもらったのは覚えてたけど...なんで私は勝己くんの部屋に?
ていうかベットで一緒に....
そそそそそ、それよりも!!!わわわ、私、勝己くんに抱きついて眠っちゃってたの?!
赤面する顔を覆い、1人であたふたしていると、ミシッとベットの音が鳴った
指の隙間から動いたものの正体を覗いた
その後、2人同時に起床して、リビングにて朝食を頂いた
そして、学校へ行くため、一緒に家を出た
なんだか、たくさん"一緒"だったから、すごく嬉しい気持ちなのです
そうして、私たちは学校まで競走することにしたのです!
あ、街の人に迷惑にならないように、ちゃんと空中走ります!
なんで競走しようと思ったのかは自分でも分からないけれど、楽しそうだからいいや!えへへ
合図と共に勝己くんが爆破で勢い良く飛び出して行った
私はちょっと出遅れちゃったけど、勝己くんの後ろを着いて行った
天の声)これ個性乱用になりますけど無視で^^
そして、雄英が見えてきた。
そこで私はラストスパートに出た
さっきまでは温存してたけど...私だって勝己くんに負けてばっかなのも嫌だからね!
この勝負は勝たせてもらうよ!
一気に風で加速し、私は勝己くんの前に躍り出た
そして...
こうして、勝負には無事に勝つことができたのです!
三奈ちゃんから渡されたのはラッピングされた小さめの袋だった
と、他の女子のみんなも私にたくさん何かを渡してきた
みんながくれたのは、誕生日プレゼントだった
まさかみんなも祝ってくれるとは思ってなかったな..私は幸せ者だよ、お母さん、お父さん!
ほんとに楽しいな...毎日が
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。