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第4話

逮捕状
325
2021/11/08 13:59
目覚まし時計がうるさく鳴る中、目を擦りながら重い体を起こした。


カーテンの隙間から光が少し漏れていた。
(なまえ)
あなた
眠…
水色のコンタクトレンズに金髪のウィッグを外れないように被る


今日も「私」は「俺」を演じる。







部屋から出ると、既に二人が揃っていた。
月下香亂
月下香亂
あ、2人とも、おはよう
紅翁かな
紅翁かな
よう、今日は寝坊しなかったんだな
月下香亂
月下香亂
いつもしてるみたいに言わないでくれ
コーヒーを飲みながら少し小馬鹿にしてくるかなを適当に流して、ソファに座った
月下香亂
月下香亂
そういえばまだ蓮が見当たらないけど…
蓮の話題を出した瞬間、勢いよくドアが開いた。



勢いよくドアを開けた犯人は蓮だった。様子を見ると、とても急いでいるようだった。
鈴燈蓮
鈴燈蓮
はぁ…はぁ…ねぇ亂
月下香亂
月下香亂
え、どうしたの?
蓮はこちらを鋭く睨み肩で息をしながら歩み寄ってきた。
月下香亂
月下香亂
え、蓮…?
紅翁かな
紅翁かな
おい、蓮。どうも調子がおかしいぞ?どうしたんだよ
蓮は落ち着いてから顔をあげて、少し青ざめた顔で言った。
鈴燈蓮
鈴燈蓮
今、ビルの入口前に警察がいるんだよ!
月下香亂
月下香亂
……は?警察?











何が起こっているか分からないまま、ビルの入口前に向かうと、パトカー2台と警察が4人、その警察と部下が言い争っていた。
部下
そんなことある訳ないじゃないですか!なんでそんな言いがかりができるんですか?!
警察
言いがかりではない。ちゃんとした経緯でこちらに来たまでだ。
これ以上言い合いになればなおさら騒ぎが大きくなるだろう。そう思い、早足で警察の方に歩いた。
月下香亂
月下香亂
すみません。警察の方々がどうしてこちらに?
警察
こちらに月下香亂はいるか。
月下香亂
月下香亂
…その月下香亂が俺ですけど。
警察
貴様に「ヨコハマ・ディビジョン」と「メグロ・ディビジョン」連続爆破事件の容疑者候補として逮捕状が出ている。
月下香亂
月下香亂
は?
俺に2つのディビジョンの爆破事件の容疑者候補?と頭にはてなを浮かべている間に二人が警察に反論していた。
鈴燈蓮
鈴燈蓮
ねぇ、なんで亂が容疑者候補に上がってるわけ?そんなことするはずないじゃん。警察って馬鹿なの?
紅翁かな
紅翁かな
まず証拠はどこにあんだよ。まず俺たち爆破事件なんて知らねぇぞ?
鈴燈蓮
鈴燈蓮
は?なんでお前知らないの?
紅翁かな
紅翁かな
は?お前知ってたのかよ?
鈴燈蓮
鈴燈蓮
朝からテレビで言ってたじゃんか
紅翁かな
紅翁かな
今日まだテレビ見てねぇんだよ
月下香亂
月下香亂
ちょ、ちょっと落ち着け!2人とも!
警察
これ以上妨害するなら営業妨害致仕で連行してくぞ
鈴燈蓮
鈴燈蓮
っ…
これ以上埒が明かない。すぐに騒ぎを沈めるには…


自分が素直について行くしかないか
月下香亂
月下香亂
…分かりました。ついて行きます
鈴燈蓮
鈴燈蓮
え?
紅翁かな
紅翁かな
は?おい亂、本気で言ってんのかよ
かなは少し歪めた顔でこちらを見た。
月下香亂
月下香亂
あぁ、別に証拠はないし、昨日俺がどこにいたかアリバイは山ほどある。開放されるのも時間の問題だよ。
鈴燈蓮
鈴燈蓮
それなら大丈夫だけど…でも!
俺は蓮の口に人差し指を優しく触れて、静かにとゆうポーズをとった。
月下香亂
月下香亂
大丈夫さ、すぐに戻ってくる。かなは俺の代わりにみんなを説得しといてくれ
紅翁かな
紅翁かな
………あぁ、分かった
鈴燈蓮
鈴燈蓮
ちょ?!かな?!
月下香亂
月下香亂
じゃあ、よろしく頼むよ
鈴燈蓮
鈴燈蓮
っ……亂…
蓮に悲しそうな顔をされながら俺はパトカーに乗り、ビルを後にした。