第5話

ヨコハマ
500
2021/11/14 12:56
窓の外を見ながら時間を過ぎていくのを待っていると、いつの間にかヨコハマ警察署に着いていた。
警察
おい、着いたぞ
月下香亂
月下香亂
…………
なんで俺が容疑者候補に挙げられたんだ…?意味がわからない。



疑問を持ちながら警察署の中に入り、椅子に座るなり、警察から沢山の質問が投げられた。
警察
まず、名前は?
月下香亂
月下香亂
月下香亂
警察
年齢
月下香亂
月下香亂
19歳
警察
職業
月下香亂
月下香亂
会社の経営者
警察
昨日は何をしていた
月下香亂
月下香亂
昨日は依頼を受けたから街に出てた。その後に部下が変な輩に絡まれてるのを助けてそのまま家だよ
警察
ほんとうか?
月下香亂
月下香亂
嘘言ってどうすんだよ
警察
それを証明出来る証人は?いるのか?
月下香亂
月下香亂
連絡してみれば分かるけど?
警察
………
質問責めをしていた警察官は近くに居たもう1人の警察官に何か話しかけてこっちに戻ってきた。
警察
とりあえず今は「証拠不十分」としてお前を開放する
月下香亂
月下香亂
だろうな、じゃあ…
警察
しかし、
立ち上がろうとした時、それを遮るように警察官は言った。
警察
しばらく、ヨコハマ区内にいろ
月下香亂
月下香亂
は?なんで?
警察
どうしても、だ。反抗すれば…分かってるな?
鋭い目付きでこちらを睨む警察官に圧をかけられ、これ以上疑いの目を持たれない為に言うことに従った。




















ヨコハマ警察署を出ると、ある1人の男に話しかけられた。
やぁ、どうもこんにちは
月下香亂
月下香亂
…?
そいつはメガネをかけていて、ピシッとしたスーツ、赤色の革手袋が特徴的なやつだ。



こいつどこかで……
月下香亂
月下香亂
あの、俺に何か用でも?
まぁ、そういったところですね
月下香亂
月下香亂
はぁ?
そんなに反抗的にならないで下さいよ。実を言うと、あなたに協力してもらいたいんですよ
月下香亂
月下香亂
俺に協力?とゆうか、あんたは一体誰なんだ?
あぁ、名乗らないと無礼に当たりますね。私は
入間銃兎
入間銃兎と申します。以後お見知り置きを
胸に手を添え、少しお辞儀をする丁寧な挨拶。



少し間が空いて、ようやく思い出した。
月下香亂
月下香亂
あ!お前!M.C.Tの!
ヨコハマ・ディビジョン代表「MAD TRIGGER CREW」その中のメンバーの1人である「入間銃兎」職業は警察官と聞いている。



こいつも俺の容疑の疑っているのか…?
入間銃兎
おや、知っていたのですね。なら話は早いです
ニッコリと笑うその目は心から笑っている目ではなかった。
月下香亂
月下香亂
……俺がどうしろと?
入間銃兎
あなた、今回の事件の容疑者候補として挙がっていますよね?
月下香亂
月下香亂
まぁ…
すると、入間銃兎はニコリと笑い、俺の予想を斜め前に行くことを言った
入間銃兎
しばらく“私たち”と共に行動してほしいのです。
月下香亂
月下香亂
…………は?






















NEXT…

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