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第18話

第18話 白熊
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2026/04/04 21:00 更新
iemon視点
目が覚めるとそこは病院だった。
めめんともり
起きましたか、

声がする方向を見るとめめさんがうさぎ型にカットされていたリンゴを食べていた。
iemon
それ、俺のじゃ…
めめんともり
まぁまぁ細かいことは気にしない

俺はめめさんの方を残念な人を見る目で見ながら体を起こす。
めめんともり
何ですかその顔!?
iemon
ひなにいとヒナさんはどうなりましたか、?

俺はめめさんの言葉を一旦放置し、そう問いかけると先程までおちゃらけていためめさんは一瞬で真剣な顔へと変化した。
めめんともり
両方とも無事ですよ

めめんともり
ひなにいさんとヒナさんにはウパさんたち同様成仏するまでは私のそばで働いてもらうことにしました。
iemon
そうですか…よかった…

俺が安堵しているとめめさんが俺の頭を優しく撫でてくる。顔を見上げて見るとめめさんの顔はとても穏やかで暖かかった。
めめんともり
今回私は何もしてあげれなかった…iemonさん、よく頑張りましたね
iemon
俺は…別に…
めめんともり
こういう時は素直に受け取った方が可愛いですよ

そう言うめめさんの声はとても暖かかくて聞いてるだけど落ち着く。

涙が込み上げてきそうで目をグッと堪える。めめさんと居るとどうもホントのことを言ってしまいそうになる。

それだけめめさんは落ち着くんだ。俺はめめさんの服を震える手で掴む。
iemon
…めめさん…俺…ひなにいさんとヒナさんのこと…忘れてた…

iemon
…今でも…うる覚えで…思い出せない…

iemon
俺…あの日…眼帯をつけたあの日までの…記憶がないんです…

















めめんともり
ッ!!

自分でもびっくりするほど震えていて弱々しい声、めめさんは何も言わずただ俺を強く抱き締めてくれる。



















めめんともり視点
ヒナ
退院おめでとう!!
iemon
ありがとうございます

iemonさんはあれから2週間ずっと病院で入院しており、今日ようやく退院ということで退院パーティが開催された。
ひなにい
違う学校にはなったけど、これからは一緒の職場どうし頑張ろうな!!
iemon
おう!!

iemonさんが退院していた間、沢山の出来事があった。その中でも1番のビックニュースはひなにいさんが実は高校生だったということだ。

ヒナさんが乗り移ったことにより、体が退化し、そしてヒナさんとの記憶融合により、自分を中学生だと思い間違えていたみたいだ。

今ではしっかりと高校生として過ごしている。
ウパパロン
それにしても思ったより退院に時間が掛かったな
めめんともり
人間を相手してから妖怪を相手したんですから妥当ですよ

私がそういいながら、iemonさんの方に目を移すとiemonさんは私に気づいたのかすぐ目を逸らし、苦笑いをしている。
Latte
そういや、めめさんケーキは?
めめんともり
あっ!!そうだった!!ちょっと買ってきますね!!
ひなにい
え、今から買いに行くんですか!?
めめんともり
予約してたんですよ!!受け取りに行かないと!!

私は急いで玄関に行き、靴を履き替える。

するとリビングの方からヒナさんとLatteさんが飛んできた。
ヒナ
私達もついて行く〜
Latte
どうせ暇だしな
めめんともり
別に着いてくるのはいいですけど変なことしないでくださいよ

私がそう言いながら2人の方を見ると両方ともあさっての方向に目を逸らしていた。

「おい」っと突っ込もうとしたがそんな事を話している暇もなく、私は急いで家を飛び出す。



走ってケーキ屋さんに向かう。後ろではヒナさんとLatteさんが全速力で飛んでついてくる。
めめんともり
幽霊は飛べていいですね
Latte
なら、お前も幽霊になれば?
ヒナ
飛べて楽だよー!!
めめんともり
シャレにならない冗談言うのやめてください

そんな事をいいながら道路を通っていると近くの公園から子供の泣き声のようなものが聞こえてきた。

私はその場に立ち止まり、声のする方向に目を向ける。そこには遊具の近くに縮こまっている白熊のようなものがいた。
Latte
なんだあれ、妖怪か?
ヒナ
いや、あれは多分幽霊かな、妖怪にしては力が弱すぎる
流石ヒナさん妖怪のことは手に取るようにわかるらしい


私は、公園を囲う柵を飛び越え、そのシロクマの方に向かう。
Latte
あ、おい!ケーキはいいのかよ!
めめんともり
泣いてる人がいたらそっちを優先!!放っておくなんて私には無理ですよ

私がLatteさんに向かってそう言うとLatteさんはやれやれと言った感じで私の方に向かって飛んでくる。

それに続きヒナさんも飛んできた。


私は泣き声がする方に駆け寄る。するとそこには案の定シロクマがいた。
めめんともり
どうしたんですか?こんな所で泣いて
??
あなた達ぽれが見えるんですか?
めめんともり
はい、私はmm心妖霊所の霊媒師めめんともり

めめんともり
そしてこっちの2人が幽霊のLatteさんと妖怪のヒナさん
Latte
Latteだ、よろしく
ヒナ
ヒナだよー!よろしく〜!!
めめんともり
貴方は、なんて言うんですか?

目の前の白熊は少し驚いた表情をしたあと、1回深呼吸をし、口を開く。
ぜんこぱす
ぽれの名前はぜんこぱす……急なことで申し訳ないんですけどぽれの飼い主を止めてくれませんか…?
お久しぶりです。

最近違うアカウントを作って新しい小説を書き始めてるんですよね〜まぁ今回この小説をまた書き出した理由としてはネタが降ってきたですかねー

久しぶりすぎて書き方とかお話とか急展開で面白くなかったかもしれません。先に謝っておきます!!すいません!!!

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