第3話

3.
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2025/01/05 14:18 更新
グリム
ふぁ~…眠いんだぞぉ…
眠くて動けなさそうなグリムを抱きかかえ、NRCのメインストリートを歩く。
エース
おっはーあなたの下の名前(カタカナ)
デュース
あなたの下の名前(カタカナ)おはよう
あなた
おはよー
Mr.トレイン
今日はここまで。しっかりと復習するように。
エース
っあー!疲れたぁ!
グリム
やっと昼なんだぞ!食堂に急ぐんだぞ!
そういや、今日は特別メニューって言ってたっけ。グリムが急ぐわけか。
昼食を終えて…
Mr.クルーウェル
well done!習ったことを忘れるな。
あなた
午後の授業も終わったねぇ
デュース
今日は一段と疲れたな
エース
じゃあ、俺ら部活だからまた明日な監督生~
デュース
また明日な
あなた
はーい、頑張って~
グリム
帰るんだぞぉ
あなた
んー、ごめんグリム。これから寄る所あるんだけど、先帰りたかったら帰ってもいいよ
グリム
じゃあ、先に帰るんだぞ。晩ごはん前には帰ってくるんだぞ~
あなた
はいよ。
さて、返しにいかなくちゃ。
ディアソムニア寮
ディアソモブ
監督生か。誰かに用か?
あなた
あ、えっと、リリア先輩に…
寮を出ていこうとした1つ上の先輩に案内してもらった。
ディアソモブ
寮に戻ってくるのが見えたから今は自室にいると思う。ここだ。いなかったらまた声を掛けてくれ。
あなた
はい、ありがとうございます。
目の前のドアを3つノックすると、制服姿のリリア先輩が出てきた。
リリア
お主、どうした?誰かに案内してもらったのか?
あなた
あ、はい。あの、これ。
手に持っていた紙袋を先輩に渡した。
リリア
これは…
あなた
昨日貸してもらった上着です。洗ってあるので問題はないかと。それと、少しですけど、作ったお菓子が入ってるので暇なとき食べてください。
リリア
おお、そうか!ありがたく頂くとする。感謝するぞ!
そうニコッと笑うリリア先輩にドギマギしつつも、「はい」と返事をした。
あなた
じゃあ、これで。ありがとうございました。
リリア
‥あー…ちょいと待て。
あなた
はい…?
リリア先輩に呼び止められ、振り向くと、自分の髪をリリア先輩が触っていた。
その行為にびっくりして、思わずリリア先輩から離れる。
リリア
そ、そんな驚くか?髪に埃が付いていたゆえ、取ってあげただけじゃ。
「ほれ」と付いていた埃を見せて、魔法で燃やした。
あなた
す、すみません…。じゃあ、これで‥。
リリア
ああ、気を付けての。差し入れありがとう。
あなた
はい。
メインストリート
リリア先輩に喜んでもらえてよかったぁ。結構自信作なんだよね、あのお菓子。口に合うといいけど。
なんてこと考えながら帰り道を歩いていると、後ろから声を掛けられた。
サバナモブ
あれ、監督生ちゃんじゃーん
サバナモブ
こんなとこでなーにしてんの?
見るからに面倒くさそうなサバナクロー寮生
あなた
あ、えっと、あの…
サバナモブ
ん?帰り道?俺等送っていこうか?
あなた
いや、あの、結構です…
苦笑いしながら断るけど、気にしないで話しかけてくる
本当に面倒くさい。
1人が「ねぇ」と言って、肩に触れようとしてきた時、
バチバチッ!!
サバナモブ
いっ…!?
自分の周りに黄緑色の結界のようなものが張られていた。
と、同時にリリア先輩が目の前に現れた。
目の前には先程の結界で怪我をして痛がっている人と一緒にいたサバナクロー寮生とリリア先輩。
リリア先輩…?なんでここに?
あなた
リ、リリア先輩…?
リリア
怪我はないかあなたの下の名前(カタカナ)
あなた
え、は、はい…
サバナモブ
リ、リリア・ヴァンルージュ…!
自分と同様にびっくりしているサバナクロー寮生に近づくと、ぼそっとなにかを呟くと、逃げるように去っていった。
あなた
あ、あの、リリア先輩…
リリア
おぉ、あなたの下の名前(カタカナ)よ!怖かったのぅ、もう大丈夫じゃ!このリリア先輩が来たからの!
リリア先輩に来てもらって、助けてもらったのはすごく嬉しいんだけど、それ以上に…
リリア
…っと…
あなた
ごめんなさい、腰が抜けて…
リリア
よく耐えたのぉ、偉いぞぉ
恥ずかしいけど、こういうことに慣れてなくて、いつも腰を抜かしてしまうのだ。
それを知っているのは、マブ組と特定の人だけ。
リリア先輩もその一部だ。
倒れそうになったのを、リリア先輩が支えてくれて、いつの間にか姫抱きされていた。
リリア先輩の顔が近い。爆発寸前。
あなた
あぁの、1人で、歩けます…
恥ずかしくて、語尾が小さくなってしまう。
リリア
何を言うておる。このような状態でまともに歩けるはずないじゃろう。大人しくしておれ、揺らしはせん。
これは、我慢するしかなさそうだ。

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