第4話

ユジンと熱
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2026/06/17 11:09 更新



『…来なくていいって言ったのに』


風邪移るよと凄くしんどそうな顔をしながらフラフラ2階へあがるユジン


「根性ないから絶対倒れてると思って」

『…』

「ほら肩貸してあげる〜」

『いいから』


部屋のドアを開けてバタリとベッドに寝っ転がるので
布団をかけてあげる


『…あつい』

「あ、こら」


布団をモゾモゾ端に寄せるのでもう一度かけなおす


「薬は?飲んだ?」

『…』

「飲まないと治らないよ!」

『…うるさい』


弱々しく私を叩くユジンの手を掴む


「あっつ…」

『…』

「…何その顔」


火照った顔と目つきで私を見つめるユジンが
掴んでいる手を逆に掴み返されぎゅっと握りしめられた

なんだか調子が狂う



「…あ、そうだった…プリント渡しに来たんだった…机…置いとくね…」


逃げるように帰ろうとすると繋がっている手に力が入る


「…なに」

『…寝るまで』

「…まで?」

『…』


その先の言葉を言えずに口をぎゅむっと閉じるのが
なんだか可愛くて笑うと
するする離される手を布団の中に隠したユジン


「しょうがないなぁ…」


床にカバンを置いてノートを取り出して広げる


「そういえばさ隣のクラスの子と最近仲良いよね」

『…まぁ』

「あの子さぁめっちゃ可愛くない?」

『…』

「私が思うに絶対ユジンのこと
好きだと思うんだよねぇ〜」

『…』

「ユジンは?どうなの」


全然反応がないユジンを見ると
私に背を向けて寝ているようだった


「…なんだ寝ちゃったのか」


せっかく課題やり始めちゃったし
このページ終わるまでは居てやるかぁ










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『○○、○○』

「…」

『…電話鳴ってるよ』

「…」

『…ほんとに……』

「…うーん……」

『…人の気も…知らないで……』

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