第23話

『捕まえて捕まえられて』-間話
216
2026/09/06 08:54 更新

rimr視点
rimr
gnmsさん止まれぇぇ!!!
gnms
止まれって言われて止まるバカいませんワーッ!!!

僕の固有魔法である『マジック』は、

自分以外をテレポートすること以外にも、
スワップ_AとBを入れ替えたりすることができる。

それはテレポート同様に無機物でも生命体でも可能だ。

一見最強に見えるこの『マジック』だが、
テレポートとスワップに共通する

必ずと言っていい条件がある。
rimr
あと曲がるのもやめてくださーい!
gnms
rimrさんの視界から消えないとテレポートさせられるでしょうが!
rimr
よくわかっているじゃあないですか...!笑

そう、それは__

対象を3秒見つめること。
rimr
あと1秒足りない...ッ!

そしてgnmsさんはギリギリで
僕の視界から外れるように角を幾度となく曲がり、付かず離れずの距離を保たれる。

地味にむかつくんですけど!!
znkps
〔mmさんとiemnさんが大浴場にてupさんとltさんを確保しました〕

すごい人気番組の逃◯中みたいだな。
ハンター側ってこんな感じに通知来るのかな?
rimr
って今はそんなことより!
rimr
今はとにかくgnmsさんに集中しないとッ

僕は頭をフル回転させる。
魔法の発動条件を満たすために。


たった1秒、1秒見つめることができれば...!
それだけでgnmsさんを捕まえれるのに.........

僕は間違いなくgnmsさんの手の平の上で
滑稽にも踊らされている。
rimr
...

なら...僕の手の平でgnmsさんを踊らせるまで!


僕は瞬時に脳内にマップを展開させる。
現在地と照らし合わせて... gnmsさんは僕の視界からギリギリのタイミングで抜けるために曲がるはず...


つまり...!
rimr
っここ!!!

その瞬間、僕は走るスピードを上げ付かず離れずの距離を一気に縮めにかかった。
gnms
ッ!?

gnmsさんはすぐさま手前の曲がり角で曲がった。

それもそのはず、gnmsさんが本来曲がろうとしていた
一つ奥の曲がり角では僕の視界に1秒入ってしまうから。

そして焦って曲がったgnmsさんは把握できていなかった。

そこには行き止まりの物置だと言うことに。
gnms
っヤバッ(汗

gnmsさんは勢いよく扉をあけ、物置に駆け込んだ。
影にでも隠れるつもりなのだろう。
rimr
ふっふっふ、
rimr
残念でしたねgnmsさん!

少しでも僕の視界から逃れるためにわざわざ扉、閉めたみたいですけど、

もう、"見ちゃった"
rimr
無駄な抵抗は良しなさいって

僕は扉を開けて、
物置の中に紛れたロープと鉛筆を見つけた。
鉛筆を人として、ロープを巻く。
rimr
"空間を支配すべきはこの世の頂点"
rimr
"その未来に誓い力を貸して"
rimr
【 魔女の奇跡・スワップ 】!!

すると手の平にあった鉛筆は瞬時に消え、
ロープに巻かれ、僕に抱えられたgnmsさんが現れた。
gnms
なッ何ィーーーーーーーーッ!?!?

znさーん!3階廊下にてgnmsさんを確保!
znkps.
〔りょーかい!〕
rimr
残念でしたねgnmsさん!!!
gnms
あぁ....最悪ですワ......
gnms
...てか、あの、
rimr
?
gnms
な、なんでワタシはお姫様抱っこされてるんですか!?//
rimr
降ろしたら逃げそうじゃないですか、
gnms
ロープも巻かれてますから抱えなくても逃げたくても逃げれませんて!!
rimr
まぁまぁ、細かいことは気にしない!

gnmsさんは拗ねてそっぽ向いた。
顔は伺えないが髪の間から覗く耳は徐々に赤に染まっていく。
gnms
...//

いつもじゃじゃ馬のよう暴れてるけどさぁ?

こんな姿を見ちゃうと
こっちも調子狂いそうなんだよねぇ〜
rimr
...


誰にも見せたく無いなぁ。

rimr
...そーだ!gnmsさん
gnms
...はァ、何ですか、

こっち見てくれないな...。
僕はgnmsさんの赤く染まった耳にキスを落とした。
gnms
ッ〜〜!?!?/////
gnms
ッな、っ何してッッ!?!?////
rimr
あやっとこっち見てくれた!
gnms
こんの人たらしがッ!!!!!//
rimr
いやgnmsさんにしかしませんて!!
gso
あとはrir-さん、cykさん、mtwさん、hnちゃんですか...

私は寮の外にある大きな庭に居た。
gso
ねぇ、"貴方たち"
gso
今私が言った四名の行方を知りませんか?

私は庭に生きる花々に話しかけた。


『金髪の少年なら、すぐそこの木陰にいるよ』


風に身を委ねながら、花々はそう答えた。
gso
ありがとうございます!
gso
金髪の少年、mtwさんですね!

私の固有魔法『花』は、
常に自然である花とコミニケーションが取れる。

私の声に応えるように、
花々の声に私も応える。

iemnさん、たしか固有魔法は『樹』だったよね?
彼も木々とならコミニケーション取れるのかな?
gso
いや今はmtwさんを捕まえないと!

花々が歌い、mtwさんへの道標を描く。

今度、お礼にお水あげないとね。
gso
...あらあら随分と余裕みたいですねぇ^ ^

花々に案内された木陰には、木にもたれかかりながらうたた寝するmtwさんがいた。

庭は見つからないって油断でもしてるんですかね彼は。
ドロップキックでもかましたりましょうか???
mtw
すー...すー......

寝息を立てるmtwさんの隣には、
野良である三毛猫が丸まって眠っていた。

...私も猫ちゃんと一緒に寝たい.......
gso
...ぁ

ほっぺにまつ毛がついてる...
gso
...

彼の頬に手を伸ばし、ついたまつ毛を摘む。
gso
...な、なかなか取れない......

...てか、改めて見てみるとmtwさんって顔整ってるんですよね。
羨ましい限り、
gso
あっまつ毛取れた
mtw
んん...?


gso
mtwさーん起きてください
mtw
gsoさん...?
gso
gsoさんで悪かったですね...
mtw
...
gso
瞼を閉じるな起きろ!!

手を掴み引っ張ろうとしたその瞬間逆に手を引っ張られmtwさんに倒れこんだ。
gso
っちょ!

そのままmtwさんに抱きしめられた。
暖かい体温を近くで感じる。
mtw
gsoさんもねよぉ〜......
gso
いや私は寝ませんから!
gso
てかちょっと恥ずかしい....//

パシャッ
gso
......シャッター音?

こんな森に近いところで?

まぁ、流石に聞き間違いですよね。
gso
ってかいい加減離してください!
gso
なんで私が捕まってるんですか!
mtw
...ん〜?
gso
ん〜?じゃない離してくださいって
mtw
...やだぁ......
gso
やだぁ...って.......
gso
えぇ...
mtw
なんですきなこをはなさないといけないのさ...
gso
...っえ?
gso
それって...

私がそう言いかけた時だった。


その時地面が割れるような衝撃音が聞こえると共に強風が押し寄せ、体が一瞬飛ばされそうになった。
gso
ッ!?
mtw
ッgsoさん!

その瞬間私はさらに強い力で抱きしめられ、mtwさんの小さかったはずの悪魔の翼に包まれた。

近くにいた花々は散り、
木々の青々とした葉も吹き飛んでいった。
mtw
...風が止んだ
mtw
今の、寮の方からだったよね?
gso
そ、そうだとおもいます
mtw
向かうか
mtw
行くよgsoさん
gso
は、はい!

さっきまでスヤスヤと寝息を立てていたと思えない程にmtwさんは覚醒していた。


...かっこよかったなんて口が裂けても言えないけど。

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