第7話

山田涼介 ♯3
615
2018/04/04 05:10
あなたside



涼介「ねえ、はいこれ」



なんだろう。私がおすすめした本?え、でも…



「何?」



涼介「開いてみて?」




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なんだろうこれ





メモ?






涼介「見て」




「うん。」










________好きです。付き合ってくれませんか?_______








「…え?」






顔を上げると




耳まで真っ赤になった彼がいた





涼介「あはは。乙女かって感じだよね」





「これ。どうして…」





涼介「この前あなたが読んでた本の主人公に似せてみた!」





涼介「返事は?」





「私。そういうの分からなくて…でも、この時間がもっと続けばいいのにって思ってる。」








「だからさ、私を好きにさせてみて!」





涼介「うわーずるいよー笑」




「私も真似してみた!笑」




涼介「絶対惚れさせてみせるから覚悟しとけよ!」





「うん!よろしくね!」




涼介「じゃあじゃあ!手始めに『涼介』って呼んで!」






「え!…涼介?」






涼介「うん!じゃあ明日からアタックしますんで!」





「はい!」






2人で顔を見合わせてクスクスと笑った







_____________いつか素直にならせてね。







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