第51話

十亀と貴方【not本編】
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2024/06/05 03:00
貴方「…はぁ」

どうも皆さんこんにちはあなたです。

なぜ私がため息をついているか知りたいですか?

ため息の原因は










十亀「ため息ついたら幸せ逃げちゃうよぉ?」

こいつ

なんでいんの?

ここ風鈴と獅子頭連の境目だけどさ

えなんでいんの?(2回目)

貴方「…何か用?」

十亀「別に用はないけどぉ、猫ちゃんに似た子がいるなぁって思ってぇ」

貴方「ずっと思ってたんだけどさ…」

貴方「私猫じゃないので!あなたの名字あなたですから!」

十亀「あぁごめんごめん、つい癖で呼んじゃうんだよねぇ」

貴方「はぁ、じゃあ私もう行きますね」

十亀「もう行くの?もっと話そうよぉ〜」

貴方「今見回り中なので」

十亀「じゃあオレも一緒に行くぅ」

何言ってんだコイツ

貴方「風鈴のシマなんですけど…」

十亀「まぁまぁ、細かいことは気にしないで」

…もういいや、めんどくせぇ







貴方「…」

十亀「ねぇねぇ、あれなにぃ?あ、あれはなにぃ?」キョロキョロ

貴方「大人しくしててもらっても良いですか??」

十亀「おぉ、あのパン梅宮がくれたやつじゃなぁい?」

貴方「さぼてんのパンね、お土産に買えば?」

十亀「うぅん、今度会う口実にするから大丈夫ぅ」

貴方「…」

なんかもうツッコむのも疲れたわ

十亀「…あれ」

貴方「?どうしたの?」

十亀「ちょーじへのお土産に買って帰ろうかなぁ」

貴方「私はここで待ってるから早く買ってきな」

十亀「ありがとぉ」


お土産とか買うんだ

そう思いましたね、はい

携帯でもいじって待ってよ

少し経って上から影がかかった

貴方「意外と早かったね、ほら…」

「おねーさん今暇?オレらと遊ぼうぜ」

十亀ブサイクになったな…じゃねぇわ

コイツらこの間の…

貴方「2回目のご来店ありがとうございます」

「この間のパンチ結構痛かったなぁ、お返ししたくてね」

貴方「返品は受け付けておりません」

「…調子乗んなよこのクソガキがっ!!」

ブンッ

貴方「っ!」

急だな?!

貴方「よっ!」

ドゴッ

「ぐぁ"!」

「何やってるお前ら!早く潰せ!!」

「へへっ、悪りぃなぁねーちゃん」

「意外と可愛い顔してんじゃねぇか」

ガシ

うわ腕掴んできやがった…

貴方「…きも」

「本当にねぇ」

「あぁ?!」

ドゴンッ

「ぅ"ぶっ!」

貴方「…遅い」

十亀「ごめんごめん」

貴方「遅れた罰として、コイツら片付けてほしいなぁ」

十亀「はいはい、仰せのままにぃ」

「なんだテメー」

十亀「…人の猫に何触ってんのさぁ」

猫じゃねぇっつってんだろ











貴方「お疲れ様」

十亀「もうこんな時間か」

結果?もちろん十亀の圧勝

貴方「もう帰る?」

十亀「うん、遅くなるとちょーじが心配するからねぇ」

十亀「はいこれ」ポン

貴方「!これっ!」

十亀「またねぇ…あなた」

貴方「はいはいまたっ名前!!」

ってもういねぇし

貴方「…ははっ、ずる賢い亀だな」

猫のぬいぐるみって…











十亀side


完全に言い逃げになっちゃった

兎耳山「あ!亀ちゃんおかえりー!」

十亀「ただいまぁ、はいこれお土産」

兎耳山「え!ありがとう!」

兎耳山「…?亀ちゃん、なんか顔赤いよ?」

十亀「えっ?」ブワッ

兎耳山「わっ!もっと赤くなった!」











オチなどありません

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