イーストンの入学試験当日
緊張してきた……
なんか真ん中で筋トレしてる人居るんだけど大丈夫かな…???
後ろにいる人達隠れて来てるつもりだと思うけどすごくバレバレ……
俺がぼーっとしていると……
「あの、」
筋トレをしていて目立ってる人から声をかけられた
見すぎて変な風に思われてしまったかな?
『…えと、なんでしょうか?』
「いや、シュークリームいるかなと……」
シュークリーム????シュークリームってなんだ??
初対面にあげるものなのか…………???
『あの、ごめんなさい…シュークリームとは何でしょうか?』
「えっ、」
そう言うと筋トレの人が驚いてる
「分からなくてもいいからシュークリーム食べてみな、凄く美味しいよ」
『いいのですか?ありがとうございます』
初対面なのにシュークリーム?というものをくれるって凄く優しい人なんだな((
『もっもっ、…!凄く…美味しいです……初めてこんな甘い物を食べました……(✨️)』
本当に自分が思わぬ程の美味しさ……毎日食べれるくらい……
「そっか、よかった……名前はなんていうの?」
『俺はあなたの名前(カタカナ必須)・リチャードって言います』
「僕はマッシュ・バーンデット、あなたの名前(カタカナ必須)くんよろしくね」
『よろしくね、マッシュくん』
「初めまして、イーストン魔法学校へようこそ」
何気ない話をしていると等々始まるそうだ…
ボワッ
と音がなり炎から人が出てきた
火の中から……すご……瞬間移動系なのか…???
俺もできるかな……
「今日の編入試験を担当するクロード・ルッチだ。よろしく」
そう言うと周りがザワザワし始めた
「クロード・ルッチ…!!?あの次に来る魔法使い7位の…!?」
俺有名な魔法使い知らないけど、
そんなに凄い人なのか……尊敬するな…
そう思っていると隣にいるマッシュくんが……
「わざわざ火の中から出てくるとか暑そうだなぁ」
そういう事言っちゃって大丈夫なのか…?
確かに思うけど……
めっちゃあの試験管から見られてるねマッシュくん……
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!