第18話

任務③
99
2024/01/24 11:11
はい、投稿頻度上げれるように頑張ります()
bng
じゃ、ちゃあこ、グサーニャ、行くよ。
cyk
は、ふぁいっ!
gs-ny
はいっ!
とは言ったものの、相手はかなり手強そうだ。
そこらの人外じゃだせないオーラを持っている。
普通の魔法使いと名乗っている所を見ると種族はきっと『魔法使い』なんだろう。
魔法使いは人間から派生して生まれた『魔力』を使って生きる種族だ。
強さは能力持ちと対して変わらない。
だがこの魔法使いは、下手したら自分達より強いかもしれない。
でも、とりあえず戦うしかないか…
bng
ヤッ!
とりあえず小型ナイフを投げる。
ふと横を見るとグサーニャはショットガンを撃ちながらスナイパーを構える隙を探していた。
ちゃあこは…概ね予想通りだ。あたふたしながら渡された武器を震える手で持っていた。
目の前の『普通の魔法使い』と名乗る女の人は、何もせずに自分達の攻撃を避け続けている。
…何か大技を仕掛けてくるつもりですかね…
rin-
『もしもーし!聞こえてる〜?』
bng
あ、司令じゃん
rin-
『戦況はどう〜?』
bng
まあ…かなり強そう。一筋縄では行かない感じかな…
rin-
『おけ、応援してるよ〜』
プツッ
ライナーからの通信は途切れた。いつもライナーは楽しそうな声だから、こっちまでやる気が出てくる。
よし、じゃあ能力そろそろ使うか…
mh-tki
強そうって思ったけど、君たちそんなもんなんだね〜…
mh-tki
こりゃ、魔法使わなくても倒せそうだな。
gs-ny
んなっ……
bng
自分は無言で『能力 透明化』を使った。
mh-tki
あれ、黒と水色の子がいないじゃん、もしかして能力?
bng
当たりだよっ!!
早足で背後に駆け寄り、攻撃をする……
はずだった。
bng
っ!?
攻撃は弾かれ、後ろの木に大きく体を打ちつける。
bng
いってて……
mh-tki
あれ〜、それかすり傷で済んじゃうのか…
bng
骨にひび入ってるっぽいのにかすり傷ってことないでしょ…
mh-tki
あ、そっか…人って脆いもんね…w
gs-ny
そっ、そんな事ないです!!人は脆いからこそ、儚くてっ…
mh-tki
でも儚いっていうのは主観でしょ?私は客観的な話をしてるんだよ。
gs-ny
っ!!
グサーニャはナイフを素早く投げる。
…けどそれは軽々と魔法使いに避けられてしまう。
mh-tki
おっと危ない…この魔法使い様がこんな簡単な『ダンマク』に当たるわけないじゃん
bng
…ダンマク?
mh-tki
ああ…何でもない。遠い昔の話だ。
mh-tki
さ、そろそろ私の魔法も見せてやろう。
mh-tki
この魔法を避けられるかな?
魔法使いはニヤリと笑った。
次の瞬間、凄い魔法が放たれるなんて思いもせずに…

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