夜明け前
あなたの下の名前の部屋にて
ベッドにはすごくいい表情ですやすやと眠るあなたの下の名前の姿が
だがそこに一本の悪魔の電話がかかってくる
prrrrrrrprrrrrrrrprrrrrrr
ピッ
電話を切り、スマホをおいてその場で深いため息をつく
現実はそう甘くない
そう思い知らされるあなたの下の名前であった
キー
学園長室のドアを開ける
そう寝ぼけながらマタロウに絡むジンペイ
そっと学園長についていこうとするとYSPメンバーに止められる
[突然興奮する患者]
閑話休題
そうポーズをきめ、指揮棒を振り上げる学園長
〜♪
心を込めて(笑)歌います
それでは聞いて下さい
お前ら全員(YSPクラブ)皆殺しにしてやる
まぶしいたいようにー
むけようっ♪
こうしてふざけている間に超高合体ガッコウガーYが爆誕した
ジンペイが操作するとあら不思議!
ガッコウガーYが動いたではありませんか!
こう動くと固定されている椅子に座っているわけでもないあなたの下の名前はもちろんあちこちにぶつかるわけで只今絶賛全身強打していたがそれでも寝ていた
そう言ってガッコウガーは体をそらす
そしてそのままの勢いでイナバウワーを披露する
ゴンゴチンゴチン
気がつけばあなたの下の名前は廊下あたりに転がって寝ていた
ポチッとボタンを押すと大変形容しがたい部位から水が発射される
ガッコウガーYの体は以外にも柔らかいのかいつもジンペイがやっているあの体制に入る
そしてあなたの下の名前の体もどこかに転がっていく
ワニのポーズに切り替えたガッコウガーY
そしてあなたの下の名前の体も(以下同文)
ドカッ
ドアを乱暴に開けられる音がしてそっちの方を向くとそこにはテツがいた
そう言ってジンペイを指差す
そしてジンペイに掴みかかる
そうしてゴタゴタしているといろいろなボタンが押されているようで変な起動をし始める
そして勢いよく足の小指をぶつけたことによってあなたの下の名前は目覚めた
外に出て状況把握
そして暴れているガッコウガーYを止めるべく
[Energy]
変身し終え、ガッコウガーYに飛びかかろうと足を踏ん張ると急に地面が揺れ出す
ゴゴゴゴゴゴゴ
悲鳴の方に目を向けるといつぞやの新聞部(報道部です)の女の子に瓦礫が降りかかりそうになっていた
急いで駆けつけ、その女の子を引き寄せ瓦礫を目をかっぴらき、サイコキネシスで浮かせる
そして瓦礫を静かに地面に落とし、女の子の方に振り返る
怪我がなさそうだったので安全な場所に避難させ、
正体を深堀りされるわけにもいかないので早々に立ち去った
また、会えるといいね☆
戻るとでっかいモグラが進化した(?)ガッコウガーYに襲いかかろうとしていた
攻撃を止めるべく、モグラに向かって飛ぶと
それより先に重機が
そう叫んで拳に体当りしていた
無謀にも無謀よ
しかし体制を崩したのかそのまま落下仕掛けていたので慌てて重機ごと持ち上げて安全な場所まで飛んでいく
おそうとする、、、も
するとジンペイはドアをあけ、フブキに声を掛ける
夜が明けるのを待ってい間にも怪獣は隙をついてガッコウガーを狙ってくる
二人はガッコウガーYの上に仁王立ちし、そして変身した(語彙力の喪失)
そしてワイルドボーイはバケモノに向かっていく
遊ぼうと言っておきながらワイルドボーイは容赦なく弾丸をモグラに叩き込む
しかしモグラも黙ってみているわけではない
髪の毛から未知の物質を飛ばして攻撃を仕掛けてくる
始めてコインを取り出しセットする
[Energy]
[cmon Program]
すると目の前に幾何学模様のバリアが現れ、攻撃を防ぎ、カウンターをする
そしてその隙にクロックレディがメダルをセットする
そして円の中に入ったモグラは動きがくっそ鈍くなる
そうこうしている間に日が昇る
そして朝日が完全に昇り日光がガッコウガーYに集まっていく
いつの間にかガッコウガーYの近くまで来ていたため、手から自身の妖気をエネルギーに変換し分け与える
覚悟が決まった顔でテツは席に乗り込む
するとボタンたくさんある席から銃の形をしたものが出てくる
そして真剣に狙いを定め、、、
そしてボタンを押すとすごい勢いで黄緑色の光線がモグラに向かってぶっ放される
そしてモグラは跡形もなく消滅した
えげつない、、、←一応プログラムした人
アーメン
しかしテツはドアを乱暴に開け、急いでここから出ていく
そう言いかけたとき、ウォッチに淡い光が集まって一個のメダルとなる
気がつくと新ヒーローは重機の上に頬杖をついて見下ろしていた
するとずっと真顔だったが急にニヤッと笑い、
じゃあな
そういい残してフッと消えた謎のヒーロー、、、いやヴァニタス
そうわちゃわちゃしていると後ろから声がした
ふりかえるとそこには全身打撲の跡があるあなたの下の名前であった
二人の中で甦る記憶
すごくいい笑顔で眠りながら転がっていくあなたの下の名前
思いっきり頭をぶつけてもなお眠り続けていたあなたの下の名前
そしていつの間にかナイトキャップだけを残してどこかに消え去ったあなたの下の名前
すべてのピースがいま、埋まった(フブキだけ)
こうしてモグラ叩き事件は無事解決した
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。