第29話

私の執事品評会3
2,475
2020/05/16 09:26






会場にもかなり人が増えて、

いよいよ一つ目のメインイベントである

見習い執事のお披露目会が始まった。





『2番の子イケメン!』

拓哉「あなたちゃんは廉くんがタイプかぁ笑」

道枝「俺は5番が気になるね」

長尾「目黒くんは今年のルーキーNO.1だって!」

流星「きょろちゃん、僕お腹すいたぁ」

恭平「お前興味ゼロだな」








お披露目会は順調に進められて

見習い執事くんたちは紹介されたあと

各自一言ずつ挨拶をして降壇した。





『モモちゃん誰が良かった?』

モモ「ろくばん」

拓哉「6番って…紫耀くん?」

道枝「へぇ~なんで?」

モモ「ばかそう」

全員「(3才に見抜かれてる…)」








無事にお披露目会が終了すると

午後のランク決定式までの準備時間になった。


現役の執事たちはこのタイミングで

各々自分が作った衣装を準備するために控え室へ向かった。





健「勝利が♠になれますよーに」

『恭平が降格しますよーに』

流星「あなたちゃんひっどーい(笑)
僕は長尾ちゃんがダブルになれるようにお祈りしてるよ♡」

『拓哉くんと長尾ちゃんと大ちゃんは応援してる』

道枝「恭平可哀想だな~笑」

モモ「あなた、きょーへキライ?」

道枝「モモちゃんこれはツンデレって言うの」

モモ「つん…で?」

『駿くん変な事吹き込まないで』







だって風磨って私の家に来た時から♠だったからさ、

応援のしようがないじゃん。








しばらくすると会場にアナウンスが入って、

私たちも着替えるために控え室へ向かった。





.





プリ小説オーディオドラマ