落ち着いて……?
落ち着けるわけないじゃん!!!
なんでいるのよ……!ここは不適合者以外来れない場所じゃないの!?
心配そうな顔をした大先生が私に近づいてくる。
するに決まってるでしょう?会いたかった人に会えたんだから。
いつも通り頼りない笑顔をした後、端に移動して何かをあさり始めた。
初めてここに来た時でも、初めてゲームに参加した時もこんな気持ちになったことない。
ー殺したくない
ー逃げ出したい
ー怖い
声を出したいのに、出ない。
無能じゃないよって、そんな事言わないでって言いたいのに…。
そう言って私の手を掴み、短銃を無理やり握らせる。
自分の頭…こめかみ辺りをトントンと叩く。
持った短銃を落としたいけど、手が持ったまま動かない。
銃口を自分の頭に当て、手を重ねて
引き金を引いた______。
殺した……。仲間を、自分の手で殺めててしまった。
視界の隅に見える監視者の嘲笑う顔と見下している態度。こうなることをわかっていたんだ。
特別というのは、ゲームの仕様だったんだ!
そう思うとだんだんムカついてきて…睨みながら、
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。