第9話

#08
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2026/01/24 10:28 更新
デートの行先は水族館で決定した
さらに、おやつには都内でケーキがおいしいと有名なカフェに連れていってくれるらしい

乙骨くんは久しぶりに日本に来るから色々回りたいと言ってくれていて、その日にうちに水族館、カフェ、そしてショッピングモールに行く予定である



あなた
はぁ〜やばい、楽しみすぎるって!
ベッドの上でスマホを握りしめて足をジタバタさせる
まだ乙骨くんが帰ってくるまで一週間以上もあるのに、今からこんな調子で大丈夫なのか、果たして分からない

上がりっぱなしの口角のままさっきまでのLINE画面を見つめていたら、急にスマホが振動した
あなた
えっ!

〈ビデオ通話:乙骨憂太〉
すぐに緑色の応答マークをタップすると、画面には乙骨くんの顔がいっぱいに映し出された
乙骨憂太
ごめんね急に
あなた
ううん、大丈夫だよ!
乙骨憂太
デートの話してたら顔が見たくなっちゃって

何それ可愛い…(
乙骨憂太
今日はもう任務入らないだろうからゆっくり話せるかなって
あなた
あ、…うん、そうだね!

頭の中に、いつかの会話が蘇った


パンダ
あなたは憂太と話せないって言うけどよ、
電話とかテレビ通話とかしないのかよ
あなた
…忙しいかなって思って
別に全くしてなかったわけじゃない



乙骨くんが海外に言って三日後、忙しくないかと気を遣いながらビデオ通話をしていた時


乙骨憂太
ははっ、五条先生は相変らずだね__
バン!
女性
ユータ!

電話中、金髪の女性がかなり焦った様子で部屋に飛び込んできた
乙骨憂太
っ!呪霊ですか?!
女性
イェス!
乙骨憂太
ごめん、あなた、
あなた
ううんいいの、行ってきて!
あなた
切るね!

さすがに何があったのか想像がつく

乙骨くんは「特級呪術師」
どの国にいようが、どんな状況だろうが、その戦力が重宝されることに変わりは無い


私たちですら、外出中に付近で呪霊に関する事件があればそっちに行く

だから仕方ないし、当たり前のこと


でも、毎回電話を切らせちゃって気を遣わせるのも嫌だったし、
何より向こうに女性がいることに私の心は曇った


どこにだって女性はいるからそんなの逐一気にしていられないって分かっているけど




その人はチラッと見えただけでも相当綺麗で
外国人らしいハッキリした目鼻立ち
スラッとしたスタイル


そんな人が私がいない間乙骨くんの隣にいるって考えたら


あなた
…取られない…よね…?


不安になるのも仕方ないよね…?



作者
作者
ありがとうございます!
作者
作者
☆、♡、🔦、めっちゃ嬉しいです!

作者
作者
これからのデートや乙骨の嫉妬もお楽しみに!🥰

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