小説更新時間: 2026/02/24 07:41
連載中
『 結 灯 処 』

- ファンタジー
- オリジナル
- 全部僕に見せて
令和の街角。
地図にも記されていない細い路地の奥に、古びた灯籠が揺れる店がある。
名は――結灯処。
悩みを抱えた者だけが、その暖簾をくぐることができる。
店主は狐面をつけた少年。
腰まである黒髪を低く結い、大正時代のような振袖姿で客を迎える。赤い瞳は面の奥に隠され、その素顔を知る者はいない。
彼は願いを否定しない。
復讐も、執着も、後悔も。
静かに話を聞き、その想いを“結ぶ”。
差し出されるのは不思議な品や言葉、あるいは小さな儀式。
願いは確かに叶う。だが、灯された光がどこへ導くのかは、誰にも分からない。
「それでも、お望みですか」
少年はいつも同じ言葉を告げる。
季節が巡っても、街が変わっても、
彼の装いは時代に取り残されたまま。
結灯処は今日も、迷える者を待っている。
まるで――
ずっと、そこに在り続けているかのように。
地図にも記されていない細い路地の奥に、古びた灯籠が揺れる店がある。
名は――結灯処。
悩みを抱えた者だけが、その暖簾をくぐることができる。
店主は狐面をつけた少年。
腰まである黒髪を低く結い、大正時代のような振袖姿で客を迎える。赤い瞳は面の奥に隠され、その素顔を知る者はいない。
彼は願いを否定しない。
復讐も、執着も、後悔も。
静かに話を聞き、その想いを“結ぶ”。
差し出されるのは不思議な品や言葉、あるいは小さな儀式。
願いは確かに叶う。だが、灯された光がどこへ導くのかは、誰にも分からない。
「それでも、お望みですか」
少年はいつも同じ言葉を告げる。
季節が巡っても、街が変わっても、
彼の装いは時代に取り残されたまま。
結灯処は今日も、迷える者を待っている。
まるで――
ずっと、そこに在り続けているかのように。
チャプター
全3話
2,158文字
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