第5話

第四話
55
2026/05/03 09:20 更新

恵美まどか
それ…


少女が言った内容は、


ちょうど今、引き受けている事件と一致していた



なんで?





なんでこの少女は、それを知っている?



恵美まどか
…Aさんが犯人だよ
あなた
どうして?
恵美まどか
土に残った足跡、乾くと縮むんだよ
Bさんの靴にぴったりなサイズで
残ってたなら、
Bさんは犯人じゃない
大柄である、Aさんが犯人になる



あなた
…せーかい





そう笑う少女を見て、ふと思い出す




三年前のネストの記事 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

それから、噂




恵美まどか
君、もしかして…
あなた
ここ、行ってみなよ


少女が、一枚の紙を渡してくる

地図だった
あなた
じゃーね



風が吹いて、

目を瞑った


気がつくと、少女はいなくなっていて


紙切れ一枚が残された
それから、

その地図の示す場所に向かった


そこからは、血のついたナイフと

足跡よりも大きい靴が見つかった







上柴健三
まどかさん、今回もお見事です。




踏分誠一
それにしても
何で凶器の位置が分かったんや?


たまに、誠一は鋭い


恵美まどか
たまたまだよ
天の導きってとこかな


そう言って、僕は布団に潜り込んだ。



踏分誠一
布団入る前に風呂入れぇ…





上柴健三
まどかさん、お茶を淹れましょうか
恵美まどか
うん、おねがい
踏分誠一
恵美を甘やかすな!



上柴健三
マルコポーロにしましょうか
踏分誠一
無視するなや!




布団にくるまりながら、考える


あれは、「たまたま」だったのだろうか








ふと、マルコポーロの甘い香りが鼻をかすめた





恵美まどか
また会える日を楽しみにしてるよ、あなたのコードネーム


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