第68話

8思【 永遠と刹那 】
450
2026/02/24 06:59 更新









結構グロいです。苦手な方は🔙推奨












あなた
 ____ 
天竜刹てんりゅうせつ
 ____、w____! 










   たわいのない話
   たわいのない関係


   時の流れは異様に早くて


   刹と出会って約一年が経った
   














天竜刹てんりゅうせつ
 オレね、卒業したら風鈴に行くんだ 
あなた
 あの不良校か? 
天竜刹てんりゅうせつ
 そーだよ
知り合いがいま総長でさ
オレを誘ってくれたんだ
天竜刹てんりゅうせつ
 そこであなた君!風鈴行かない? 
あなた
 は、なんで? 










天竜刹てんりゅうせつ
 みんなを守るのが風鈴でね 
あなた君にピッタリだと思うんだ












    人を守る…か

    俺は俺の大切な人が居なくならないために

    繋ぎ止めるために拳を奮っている
    だから、人を守ることにいまいち

    実感が湧かなかった
















あなた
 …俺は、手の届く範囲しか守れないぞ 
あなた
 愛想も悪い 
天竜刹てんりゅうせつ
 そこがあなた君のよさだよ 











    目の前の此奴はいつも全肯定してくれる

    だから俺は少し自信がついた












天竜刹てんりゅうせつ
 そういえば最近暑くなってきたね 
あなた











    そろそろしたら立夏が近くなり

    本格的に気温が上がっていった













あなた
 はー、あっつ 
天竜刹てんりゅうせつ
 暑いの苦手? 
あなた
 まぁな 














    ずっとなんやかんや
    この先も一緒に入れると思っていた














天竜刹てんりゅうせつ
 まって、あれ 
あなた
 え? 












    少し離れたところに女の子が渡っていた

    それともうひとつ、
    女の子に気づいていない車が迫っていた
    大きなトラックだった














あなた
 っ、(走 











    足が早かったからか、
    すぐに着き女の子を救う事は出来た


    だが、もう目の前にはトラック一台


    あの時の光景がフラッシュバックして
    俺は恐怖で固まってしまった














         ドンッ













あなた
 は、え? 
天竜刹てんりゅうせつ
 ッ… 
あなた
 せつッ!! 
天竜刹てんりゅうせつ
 ゴメンっ、゛ね ェ゛ッ  
あなた
 喋るな! 
天竜刹てんりゅうせつ
 あはは、そん、な…かお、ッ゛ 
しないで…よ
あなた
 せつ!、せつッ 
天竜刹てんりゅうせつ
 オッレ、あなた君、に゙ ずーっとッ、
あこ…が、れ てッた、













    俺は必死になって出血点を抑えているが


    俺の手は赤く染まるばかりで
    血なんか一向に止まらなくて

    いや、ッだぁ゛ぁっ、









天竜刹てんりゅうせつ
 すッ、すき、だよ、あなたく、、ん  
あなた
 おっ、れッもっ、ずっと好きだった 









   この好きと言う感情は色恋沙汰のような

   そんな好きじゃなくて

   もっと醜く虚しい好きなのだ

   オっ、レのッ…傍がら…ッ










天竜刹てんりゅうせつ
 ざ、むいね、 あなた君 
あなた
 ぁッいや゛だッ、
イ゙かァ゙ないッ…でぐれッ
天竜刹てんりゅうせつ
 ゴ…メンッ、゛ね゙ 
オッ、…レたぶッン、無理だッぁ……
あなた
 いやだ、ッ…゙もう一人はいやッ゙ 
天竜刹てんりゅうせつ
 生まれッ!変わったらッ
また、君のとなッ、りッで
一緒にいだい ゙
天竜刹てんりゅうせつ
 い゙、い…かッ、な…… 










   最期の力を振り絞るかの如く

   声を上げ、た

   刹の手は何よりも酷く冷たかった














あなた
 あっ゙あ、あ… 










    言葉にできないほど辛くて

    年柄にもなく泣き叫んで
    声が枯れるまでずっと、


    気づいた時には家のベッドにいて

    腕にはかきむしった痕であろう痕があった
    とても醜く汚かった


    俺はその日以降
    より深くのトラウマを身につけ

    俺は家から、部屋から出れなくなった

















あなた
 …… 













   真っ暗な部屋に虚空を眺める少年が一人

   その少年の瞳は闇よりも深く深く
   黒く、あの瞬間を彷彿とさせた

   瞳にある筈の白星は消え、

   黒星しか宿さなくなり
   何も移さないのであった






























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