第36話

参拾伍話(当日1)
7,570
2020/07/06 14:10
7日目(当日)
不死川玄弥
不死川玄弥
あなた、死ぬなよ
「(なまえ)」
「あなた」
まぁ、そこら辺の人よりは丈夫だから
「(なまえ)」
「あなた」
まぁ、そんときは助けてね
不死川玄弥
不死川玄弥
助けないとカナヲに殺されるかもだからな
「(なまえ)」
「あなた」
じゃあ、バイバイ
不死川玄弥
不死川玄弥
おう
--------キリトリ線--------
金田一勇太郎
金田一勇太郎
おはよう
「(なまえ)」
「あなた」
おはようございます
国見英
国見英
あっ、今日も来るの早いね
「(なまえ)」
「あなた」
あっ、おはようございます
国見くん達もですよ
金田一勇太郎
金田一勇太郎
今日、学校来て大丈夫なのか?
「(なまえ)」
「あなた」
まぁ、鰤村には、殺されないと思います
そんなことされたら、私が殺してしまいそうで怖いです
国見英
国見英
いや、それの方が怖い…
金田一勇太郎
金田一勇太郎
そういえば、部室めっちゃ綺麗になってたけど何したんだ?
「(なまえ)」
「あなた」
片付けのプロの友達を呼んで手伝ってもらいました
国見英
国見英
昨日は、凄かった…
(柱の給料の凄さが)
金田一勇太郎
金田一勇太郎
そんなに
及川徹
及川徹
3人ともおっはよー
3人
m(*_ _)m
及川徹
及川徹
なんで、3人とも返してくれないの?
岩泉一
岩泉一
おはよう
3人
おはようございます、岩泉さん
及川徹
及川徹
なんで、毎日岩ちゃんには返すのー?
岩泉一
岩泉一
うっせぇ、クソ川
及川徹
及川徹
酷い…
岩泉一
岩泉一
桜山、今日来て大丈夫なのか?
及川徹
及川徹
なんか、怖いよ
鰤村鰤美
鰤村鰤美
あっ、もう来てんだ
「(なまえ)」
「あなた」
本性、そのまま出すんですね
鰤村鰤美
鰤村鰤美
だって、もう知ってるのに隠す必要ないでしょ
「(なまえ)」
「あなた」
まぁ、そうですね
鰤村鰤美
鰤村鰤美
あんた、今日死ぬのよ?
「(なまえ)」
「あなた」
そうなんですね
鰤村鰤美
鰤村鰤美
本当にあんた感情あるの?
金田一勇太郎
金田一勇太郎
何、言ってるんだ
「(なまえ)」
「あなた」
えぇ、ありますよ
今、貴方がクソすぎて相手にしてないだけですから
鰤村鰤美
鰤村鰤美
別に、冗談とか脅しとかじゃないからね
「(なまえ)」
「あなた」
わかってますよ
私が貴方が殺られるほど弱くはないので
鰤村鰤美
鰤村鰤美
どうせ、死にそうになったら謝ってきても助けないから
「(なまえ)」
「あなた」
私も貴方には助けを求めたくないので
鰤村鰤美
鰤村鰤美
ちっ…
及川徹
及川徹
怖い…
国見英
国見英
殺気が出てた
「(なまえ)」
「あなた」
あっ、少し出てしまったようですね
金田一勇太郎
金田一勇太郎
あれで少しなのか?
「(なまえ)」
「あなた」
そうですね
及川徹
及川徹
やばっ
「(なまえ)」
「あなた」
まぁ、やってくるとしたら放課後ですね
岩泉一
岩泉一
そうだろうな
「(なまえ)」
「あなた」
いつも通りにしてくれて大丈夫ですから
及川徹
及川徹
わかった、でも、もしなんかあったら言ってね
「(なまえ)」
「あなた」
ありがとうございます
--------キリトリ線--------
貴方side



いつも通りに練習は進んでいる
及川さん達がいつもより声をかけてくれる
及川徹
及川徹
本当に大丈夫?
金田一勇太郎
金田一勇太郎
今から、帰った方が
国見英
国見英
鰤村、何もしてきない?
岩泉一
岩泉一
もし、何かあったら言うんだぞ
と、この具合に5分経ったら1人が言ってきて5分経ったらまたみたいな具合です
私は、
「(なまえ)」
「あなた」
大丈夫ですよ
と答える




貴方side終わり



--------キリトリ線--------
練習時間が半分くらい過ぎた時
「(なまえ)」
「あなた」
(鬼の気配、高校の回りを覆うように50体近くいる、早くいかないと今は、下校してる生徒もいる)
「(なまえ)」
「あなた」
監督!!!行ってきます
監督
監督
えっ、あっ、おう
鰤村鰤美
鰤村鰤美
はっ、何処行ってんの?
「(なまえ)」
「あなた」
今は、それどころじゃありません
早く、避けてください
鰤村鰤美
鰤村鰤美
行かすわけないじゃない
今から死んで貰うのに
「(なまえ)」
「あなた」
私の死より今は他の人の命がかかってるから避けてください
岩泉一
岩泉一
桜山、ここは任せろ早く行け!!
国見英
国見英
岩泉さんと何とかするから
鰤村鰤美
鰤村鰤美
なんなの?邪魔しないでよ
「(なまえ)」
「あなた」
ありがとうございます
及川徹
及川徹
岩ちゃん、急にどうしたの?
金田一勇太郎
金田一勇太郎
国見もどうしたんだ?
花巻貴大
花巻貴大
何してるんだ?
ドーン
体育館が半分壊れた
中から人影が出てきた
???
うわぁー、すごい希少な稀血もいるぅ
及川徹
及川徹
誰ですか?
???
僕のこと?
童磨
童磨
僕は、童磨だよー
岩泉一
岩泉一
何の用だ
童磨
童磨
ここは、稀血が沢山いるって聞いたから来たんだ
監督
監督
何故鬼が藤の花のお香を炊いていたはず
童磨
童磨
それはね
そこの彼女のおかげだよ
監督
監督
鰤村が
童磨
童磨
僕に食べて欲しい人がいるんでしょ?
岩泉一
岩泉一
お前!!!
及川徹
及川徹
岩ちゃん、今は怒る時じゃないよ
童磨
童磨
まぁ、僕もその子食べたくて仕方ないんだよね
だって、可愛いし、この前は食べ損ねちゃったからね
金田一勇太郎
金田一勇太郎
桜山を
童磨
童磨
そうそう、あなたちゃんって、可愛いよね
童磨
童磨
でも、あなたちゃんはここにはいないから来るまでに稀血食べちゃおうかな?
本当は、女の子が良かったんだけどそこにいる子は、可愛くないから食べたくないし、でもこんなに希少な稀血はいないから男だけどせっかくだしたべちゃおう
鰤村鰤美
鰤村鰤美
ちょっと、約束と違うじゃない
食べるのは、あの女だけって言ったでしょ
童磨
童磨
えぇ〜だってーそこの真ん中分けの子が見たこともない稀血なんだもん
鰤村鰤美
鰤村鰤美
だからって…
童磨
童磨
知ってた?鬼ってね自分のためなら普通に嘘つくんだよ?
童磨
童磨
あっ、それは君もだよね
花巻貴大
花巻貴大
おい、鰤村どういうことだ
鰤村鰤美
鰤村鰤美
いや、これはその…
及川徹
及川徹
真ん中分けって国見ちゃんのことじゃない
国見英
国見英
えっ、俺ですか?
童磨
童磨
そうそう、君だよ
血だけでもいいから
及川徹
及川徹
(国見ちゃんを助けないとでも、怖くて足が動かない)
岩泉一
岩泉一
(国見を助けないと食べられる、足、動けよ!)
金田一勇太郎
金田一勇太郎
(国見が…なんで動けないんだ)
監督
監督
(俺が動かないと…でも、動けない…)
国見英
国見英
(俺、食われて死ぬのか…)
童磨
童磨
じゃあ、ちょっと血だけ出してみようかな
童磨が国見に近付き国見に向かって腕を伸ばした
国見英
国見英
やっ、辞めろ!!
童磨
童磨
でもね、君みたいな人間は珍しいんだよ?
ありがとうね、教えてくれたそこの子
童磨
童磨
普通だったらもう襲われて君死んでると思うよ?
まぁ、あなたちゃんがずっと護ってたんだろうね
松川一静
松川一静
それって、どういうことだ?
童磨
童磨
あなたちゃんは、鬼殺隊なんだよ
今も僕の子分達を斬ってると思うよ
及川徹
及川徹
あなたちゃんが鬼殺隊…
童磨
童磨
まぁ、あなたちゃんが来る前に1人は食べないと損だよね
国見英
国見英
こっちにくっ、来るな
童磨
童磨
怖がらなくても、大丈夫だよ
それにあなたちゃんも、他の鬼殺隊も来ないよ
国見の腕を掴んだその時
--------キリトリ線--------
国見side
桜山がいつもよりもすごい焦った顔していた
それを鰤村が邪魔をしている
「私の死より今は他の人の命がかかってるから避けてください」って、桜山さんは言った
俺は、咄嗟に思ったこの人を止めたら沢山の人が死ぬって
岩泉一
岩泉一
桜山、ここは任せろ早く行け!!!
岩泉さんが鰤村が邪魔しないように押さえ込んでた
国見英
国見英
岩泉さんと何とかするから
俺は、無意識に動いて桜山さんにそう叫んでた
「(なまえ)」
「あなた」
ありがとうございます
って、言ってすごい速さで走っていった
この後、どうしようかと思っていた時
体育館が破壊された
その中には、人影があって何か1人で話してる
童磨っていう、鬼だった
そして、鰤村が鬼と手を組んでいたことがわかって岩泉さんがいつも以上に怒った
俺だって、許せない
ウザイからって、人の命を奪うのはおかしい
しかも、なんで、ちゃんとしてる人なのにそんなことをされなきゃならないんだ
真ん中分けの子って、待って俺じゃないそれ
そいつは、俺に近寄ってくる
逃げたいのに恐怖で逃げれない…
俺は、食われて死ぬの?
童磨
童磨
じゃあ、ちょっとだけ血を出してみようかな
腕を出してきた
怖い…
国見英
国見英
やっ、辞めろ!!
俺は、今、叫ぶことしか出来ない
しかも、掠れた声で
そんな時にこいつは、俺が鬼とってどれだけ希少なのかを言ってくるがそんなの知らない…
そう思ってると、普通だったら俺は、もう死んでる?
桜山さんが護ってくれていた?
俺の知らないとこでも
でもね、今は桜山さんが助けに来ることは出来ない…
もう死ぬの?
童磨は、さっきよりも近付いてくる
国見英
国見英
こっちにくっ、来るな
腕を掴まれてたもう死ぬんだ
目をつぶった時、声が聞こえたいつもの聞く声が
どこも痛くない、俺は、生きてるの?
俺は、ゆっくりと目を開いたら、俺たちを庇うように1人の人が立っていた
終わり

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