7日目(当日)
--------キリトリ線--------
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貴方side
いつも通りに練習は進んでいる
及川さん達がいつもより声をかけてくれる
と、この具合に5分経ったら1人が言ってきて5分経ったらまたみたいな具合です
私は、
と答える
貴方side終わり
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練習時間が半分くらい過ぎた時
ドーン
体育館が半分壊れた
中から人影が出てきた
童磨が国見に近付き国見に向かって腕を伸ばした
国見の腕を掴んだその時
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国見side
桜山がいつもよりもすごい焦った顔していた
それを鰤村が邪魔をしている
「私の死より今は他の人の命がかかってるから避けてください」って、桜山さんは言った
俺は、咄嗟に思ったこの人を止めたら沢山の人が死ぬって
岩泉さんが鰤村が邪魔しないように押さえ込んでた
俺は、無意識に動いて桜山さんにそう叫んでた
って、言ってすごい速さで走っていった
この後、どうしようかと思っていた時
体育館が破壊された
その中には、人影があって何か1人で話してる
童磨っていう、鬼だった
そして、鰤村が鬼と手を組んでいたことがわかって岩泉さんがいつも以上に怒った
俺だって、許せない
ウザイからって、人の命を奪うのはおかしい
しかも、なんで、ちゃんとしてる人なのにそんなことをされなきゃならないんだ
真ん中分けの子って、待って俺じゃないそれ
そいつは、俺に近寄ってくる
逃げたいのに恐怖で逃げれない…
俺は、食われて死ぬの?
腕を出してきた
怖い…
俺は、今、叫ぶことしか出来ない
しかも、掠れた声で
そんな時にこいつは、俺が鬼とってどれだけ希少なのかを言ってくるがそんなの知らない…
そう思ってると、普通だったら俺は、もう死んでる?
桜山さんが護ってくれていた?
俺の知らないとこでも
でもね、今は桜山さんが助けに来ることは出来ない…
もう死ぬの?
童磨は、さっきよりも近付いてくる
腕を掴まれてたもう死ぬんだ
目をつぶった時、声が聞こえたいつもの聞く声が
どこも痛くない、俺は、生きてるの?
俺は、ゆっくりと目を開いたら、俺たちを庇うように1人の人が立っていた
終わり
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!