第25話

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2023/03/06 07:19 更新







私の家族は両親がプロサッカー選手、お姉ちゃんも注目を浴びている女子サッカー選手だった。




いつもお姉ちゃんばかりが褒められていた。だから私も褒められたいと思ってサッカーを始めた。





始めたのは小学校低学年からだったからよく幼なじみの世一と一緒にやったりしていた。






でもどれだけ頑張っても両親は褒めてくれなかった。





だからサッカー以外にも勉強も頑張った。



成績はお姉ちゃんよりも優秀になった。でも褒めてくれない。


クラブチームの練習が終わった後も一人残って自主練をした。


でも褒めてくれない。



いつしか私は両親から空気扱いをされるようになった。




だからもっと頑張った。

でも認めてくれない。





小学6年生の冬、お姉ちゃんに勝負を申し出た。





里々香 梓
お姉ちゃん....!私と勝負して...!



結果、私が3―1で勝った。





里々香 梓
(...やった!これで認めてもらえる!)





だが、現実は違かった。


両親はお姉ちゃんを叱るだけで私には見向きもしなかった。







里々香 梓
........。
里々香 梓
え?





その時、強烈な吐き気に襲われた。









里々香 梓
オ"エッ




私はトイレでしばらく吐き続けた。




その時、気づいてしまった。



私はどんなにお姉ちゃんより優れても




"絶対認めてもらえない"







里々香 梓
は、ははは。
里々香 梓
あっははははは!



私はベッドの上で久しぶりに声を出して笑った。





結局、私のやってきたことは全部無駄だったんだ。





里々香 梓
う....ぐす.....ぇ....。


里々香 梓
認めて....もらいたかった....。



私は声に出して泣いた。










それから中学生になった。




潔 世一
梓、なんかあった?
里々香 梓
ううん。なんにも。
潔 世一
それならいいんだけど...。



周りには心配させないようにしていた。




でも、もうサッカーをやる気にもなれないし活力を失いつつあった。








里々香 梓
(今日、遅くなっちゃったな...)


ある日、私は一人で帰っていた。外は既に暗くなっていた。









キュウべえ
ねぇ君、
里々香 梓
?!何...。




キュウべえ
ボクと契約して魔法少女になってよ。
里々香 梓
(....猫?いやイタチ?ってかなんで喋ってるの?怖っ)
キュウべえ
君の願い事をひとつだけなんでも叶えてあげる。
里々香 梓
....魔法少女?....願い事?
キュウべえ
うん。君は魔法少女の素質がある。きっと強い魔法少女になれる。
里々香 梓
.....ほんとに?
キュウべえ
うん。さぁ君の願いはなんだい?
里々香 梓
私は.....。






里々香 梓
お父さんとお母さんに認めてもらいたい....!




そして私は魔法少女になった。








きっと魔法の力なんだろう両親は狂ったように私を褒めた。



最初は普通に嬉しかった。でも、








"これは私じゃなくて魔法なんだ..."






そう思ってしまった。



いつか誰かが言っていた。希望と絶望は足し引きゼロだって。




そうなのかもしれない。





私は魔法少女を続けた。中学二年生になり、サッカーをやる理由がないまま淡々と続けている。





だが、私の人生を変える魔法少女と出会った。

















???
ねぇ、里々香 梓ちゃん....。
里々香 梓
....?




to be continued






ぬっしー
ぬっしー
ちなみに最後の子は姫川と色同じですが違いますよ〜。(どうでもいい)

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