⚠️死ネタ⚠️
中也さんが天に召されます。
その名を口ずさむ
顔は何処か寂しそうで消え入りそうだ。
今にも泣きそうな表情で雪の中墓の前で立っていた。
背後は切なく
とても小さい少年のようだ。
ぽろぽろと手の隙間から零れ落ちた涙は
そっと光を帯びて消えていく
感極まっている。
太宰がそう言うと中原は微笑んだ。
太宰が触れようとすると、
中原はふっと消えて行った
墓地の沿いにある街路樹の奥に人影が
太宰は赴き、人影の肩にポンと手を置きこう言った。
夢を見させてくれて有難う。
太宰はそう心の中で感謝したのだった。
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ー裏話ー
谷崎さんは探偵社皆からの依頼で動いていた。
どうも太宰さんの落胆ぶりに驚いたらしく、
慰めの意味で使ったのだとか。
たまたま雪が降り掛かっていたので丁度良かったらしい。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!